

クロスメディア・パブリッシング 小早川幸一郎さん
第3回目に紹介するのはクロスメディア・パブリッシング、代表取締役、小早川幸一郎さんです。
明日香出版社を経て、クロスメディア・パブリッシングを設立。『営業マンは断ることを覚えなさい』、『あたりまえだけどなかなかできないルール』シリーズなど多くのヒット作を担当されています。
編集者としてヒットメーカーでありながら、書店営業そして経営までなされているそのアクティブな秘訣をざっくばらんに語っていただきました。
学生時代から培った編集経験
ーー出版業界に入ったきっかけは?
「出版社に入りたい!」というのは、なかったんですよ。たまたま学生時代に求人誌で明日香出版社のアルバイト募集を見つけて、応募したんです。
その当時、まさにコンピューターブームのまっただ中で、明日香出版社がコンピューター書部門を立ち上げることになったんです。初めは事務の仕事が中心でしたが、僕は元々Macが好きで、触って遊んでいたので、コンピューター書の編集者を募集するという話を社内で聞いて、「オレ、出来ますよ」と立候補したんです。やってみたら案外楽しかったですね。
| あたりまえだけどなかなかできない仕事のルール (アスカビジネス) | |
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浜口 直太
明日香出版社 2005-06 おすすめ平均 |
ーー他に就職活動はしましたか?
しませんでした。就職活動をしようと思うと、社長に言ったら、「え?ウチに入るんじゃないの?」と言ってくれたので、そのまま入りました(笑)。
アルバイト時代から、丸々一冊を任されて作っていたので、会社からも評価されていたのかもしれません。バイト歴も長かったですからね。3年くらいかな。
ーーバイト時代から合わせたら編集者歴はもうずいぶん長いですね。今だからいえる失敗談はありますか?
失敗というより、もめごとでしょうか。試行錯誤して完成させた本を著者に送りました。僕は著者に出来た本を渡してほっと一息、友達と一杯やっていたところに、その著者から電話がかかってきたんですね。
完成の喜びの電話かと思いきや、「こんな本を出すつもりはない」と言われたんです。びっくりしましたよ。なんでもカバーの白の色身がくすんでいる、とか。
もしこちらのプロセスに問題があったら検討はしたんですけど、こちらは印刷する前に色校(カバーの見本)を本人に見せに行っていました。そのときに確実に了解を得ていたんです。
それを完成してから変更したいと言われてしまいましたからね。2時間ほど電話で説得してもラチがあきませんでした。なので、「わかりました、出版を止めます」と言いました。
「印刷も進んでいますし、いろんな人に迷惑をかけますし、僕もけっこうこの本のために働いたので、きちんと請求しますから、払ってくださいね!」と。
それから急いで会社に戻って、見積もりを出したんです。
制作費や関係者の人件費をリストにしてファクスを出したんです。すると次の日に電話がかかってきて「昨晩はすみませんでした」と謝罪されました。一晩寝て見直したら、なんと素晴らしいできなんだろう!と思ったそうですよ(笑)。
「こちらは真剣にやっているので、急な変更をその時の気分で言わないでください」とはっきり言いましたね。
編集者は「本作りの先生」
ーーはっきりNoと言うのですね
言いますね。著者は自分の先生だけど、自分も著者にとっての先生である、ということ。著者からすれば、僕は本作りの先生なので、「お互いリスペクトしながら作りましょう」というのが暗黙のルールです。
編集者が「本作りの先生」としての自覚を持たないと、トラブルが起きやすくなります。著者にうまく指示を通せないとか、急な変更箇所を著者から提案され、会社と著者の間で板挟みになる、など。
僕はそのようなトラブルが起こらないように自分の意見は相手にはっきり伝えるようにしています。同じフィールドで仕事している以上、「相手が年上だから」「自分がまだ若いから」というのは言い訳になりませんから。編集者とは特にそういう仕事だと思うんですよ。
そして、自分が若いときからプロ意識を持って仕事をしている分、相手にも年齢に関係なく、高い意識を求めます。
| 営業マンは断ることを覚えなさい (アスカビジネス) | |
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石原 明
明日香出版社 2003-02-08 おすすめ平均 |




面談前に読んで予習しておくと、失敗しない
内容はいいのだが、拙速に作られていやしないか? 風雪に耐ええぬかも・・・

42才 一応経営者です
人生が変わりました




[...] (続く) [...]