
既刊『誰とでも 15分以上 会話がとぎれない! 話し方 66のルール』
――『誰とでも15分以上 会話がとぎれない! 話し方 66のルール』の紹介をお願いします。
現在、47万部を突破しています。読者層は、女性と男性が半々ぐらいで、とりわけ20代の女性の比率が高いようです。反響の大きさに驚いています。
野口先生にご執筆をお願いしたきっかけは先生のブログです。
「会話下手な方に足りないのは話題ではありません」
「話し手は、あなたに反応を求めています。あなたの感じた気持ちを求めています」
まず、このフレーズに驚きました。なぜなら、自分の感じた気持ちを話すなんてことは、ほとんどしていなかったからです。
「話がつまらない人は『知識』を語ります」
「えーっ」心のなかで叫びました。なぜなら、ほぼこれしかしてこなかったからです。
「マズイ! なんとかしなくては」と半ば、自身の会話スタイルを変えるために大慌てで企画を立てたという次第です。
長年、豊かなご経験とノウハウを蓄積されてきた野口先生とお会いできて、本当にラッキーでした。
――マーカー色の紫のカバーがパッと目に入りますね。
装丁家の石間さんには本当に感謝しています。会話に詰まると焦りますよね。そのおどおどしたニュアンスや、はじけるような元気感など、いろいろな側面を見事に表現していただいていると思います。
この吹き出しは、本文のイラストを担当していただいた草田さんに描いていただいています。やっぱり味がありますよね。花のようにも見えて、女性のハートをつかんだのかもしれません。
本を開いたときにすぐ目に飛び込んでくる、目次のイラストも効いていると思います。驚くほど大胆な構図! 「クスッ」と笑ってしまうネコの表情も最高です。カバーも本のイラストも、「最高に楽しい本ですよ」という世界観を読者に伝えてくれていると思います。
――佐藤さんが最も力を注がれたところはどこですか?
カバー周りや各見出しのコピーに「それが知りたかった!」「なるほど」と思えるコピーを散りばめたことです。なるべく、親しみを感じてもらえるように、導入部なども工夫しています。ふだんしていることなので、とりたてて新しいことではありません。
なお、原稿の精度が高いからこそいえることですが、編集しすぎなかったこともよかったように思います。以前は、編集しなくてもいいところまで手を入れてしまい、原稿の良さを削いでしまったこともありました。不遜でした。
読者の方が求めているのは、つじつまのあった整理整頓されすぎた本ではなく、明日から自分がどう変われるのかといった「リアルな変化」を体感できる本、エネルギーをくれる本のように思います。
そうした前進感があるかどうかを考えながら、構成を再考したり、見せ方を工夫したり、コピーにメリハリをつけたり、ときには、耳目を引く仕掛けをしてみたりといった編集をしたいと考えています。
裏に込められたストーリー
――キャラクターたちもかわいくて読みやすいですね。
新しい発見がある箇所には、目立つようにイラストを入れています。ちょっと大胆不敵に笑うネコや、ちょっと弱気な男の子と、お姉さん的な女の子が登場します。実はこのキャラクター、設定はドラえもんを意識しています。男の子はのび太役、女の子はしずかちゃん役をかぶせています。最終的には、片思いしていた男の子と女の子がおつき合いできるようになるんです。といっても、想像上の世界でですが。なんとなく、本書のなかでも、徐々に二人の距離が近づいていくんですよ(笑)。実はこの本の裏テーマは「婚活でも使える本」なんです。何となくリンクしていて面白いのではないかなと思っています。








[...] (続く) [...]