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	<title>編集者.jp</title>
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	<description>あの本を作った編集者の哲学・仕事術</description>
	<pubDate>Mon, 08 Feb 2010 01:22:21 +0000</pubDate>
	
	<language>ja</language>
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		<title>すばる舎　佐藤由夏さん＿その１</title>
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		<pubDate>Mon, 08 Feb 2010 01:00:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator>編集部</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[インタビュー【書籍編集者】]]></category>

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		<description><![CDATA[第17回目にご紹介するのは、
すばる舎の佐藤由夏さんです。

『7歳から「辞書」を引いて頭をきたえる』や
『誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール』

など多数のヒット作をご担当されています。

と [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><strong>第17回目にご紹介するのは、</br><br />
<a href="http://www.subarusya.jp/">すばる舎</a>の佐藤由夏さんです。</br><br />
</br><br />
『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883995062/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">7歳から「辞書」を引いて頭をきたえる</a>』や</br><br />
</br>『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883998304/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール</a>』</br><br />
</br><br />
など多数のヒット作をご担当されています。</br><br />
</br><br />
とっても気さくで、何事もすぐ行動する素敵な女性です。</br><br />
笑い声が絶えないインタビューの中で、ご自身の経験とその哲学を語っていただきました。</strong><br />
</br><br />
</br><br />
<span id="more-1537"></span></p>
<h2>本一冊を買っていただくことの重みを痛感</h2>
<p></br><br />
<strong>――出版業界に入られたきっかけはなんでしたか？</strong><br />
教育業界か出版業界のどちらかで働きたいと考えていました。でも、大手どころの出版社を4社受けたのですが落ちてしまい、「こりゃダメだ」と諦めました。その後、ご縁があって広告・イベント会社で営業職に就きましたが、編集者になることを諦めきれず、２年目の冬に再チャレンジしました。</br><br />
</br><br />
<strong> ――営業職から編集職への転換はどうでしたか？</strong><br />
営業経験はすごく生きています。いろいろな意味で。<br />
お客様は自分には必要ないと思う商品には、１円だって出してくれませんでした。商品を品定めされるお客様の、あの真剣で厳しい眼差し……、忘れられません。もちろん、買っていただき、喜んでいただいたときの笑顔もですが。</br><br />
</br><br />
単行本の多くは1000円以上もする高価な商品です。読者の皆様にトコトン役立つものでなければ、手に取っていただき、買っていただくことは不可能だろうと思っています。あんまり優秀な営業ではありませんでしたので、売れないことへの恐怖心と羞恥心だけは人並み以上に育っていると思います（笑）。</br><br />
</br><br />
編集の仕事を始めた頃は、厳しいお客様の顔を思い浮かべながら、「あの方にこの本を買っていただくには、どうしたらいいだろう」などと考えながら、あれこれと本の売りをつくる工夫をしていました。<br />
たとえば、見出しを考えるときも、聞き慣れたきれいな言葉よりも、ちょっと泥臭いけどリアルな言葉、気づきの詰まった言葉、出会えて良かったと思える言葉を探していました。まったく、こちらに関心をもってくれない人でも、ハッと振り向いてくれる言葉を探していたのかもしれません。</br><br />
</br><br />
<strong>――営業経験が武器となっているのですね。</strong><br />
あの売れない恐怖から逃れたくて頑張れるという意味では武器なのかもしれませんね（笑）。お客さまの話をじっくり伺ってみると、問題に対して真剣に悩んで、解決したいと考えていらっしゃった方々も少なくありませんでした。読者の皆様も、きっとそうした方々なのではないかと思います。実際にお会いすることはできませんが、そうしたお一人おひとりの真摯な希望、切望、熱望をなんとなくではありますが、体感できるようになったことは、本当の意味でお役に立てる本作りをするうえで生きていると思います。<br />
</br><br />
</br></p>
<h2>大切なのは「私」ではなくて「読者」</h2>
<p></br><br />
<strong>――新人時代のエピソードを聞かせてください。</strong><br />
振り返ると反省だらけです。向こう見ずな生意気新人だったので、上司にむかって「私は●●だと思います」「そんなのおかしいと思いますよ！」などと一方的な主張を繰り返していました。もちろん、著者の方にも平気で自分の考えを押し付けていたので、スムーズに意思疎通が図れなかった時期がありました。</br><br />
</br><br />
その姿勢を見直すきっかけになった一言がありました。女性向けの読み物の本を編集していた時ですが、ある表現について「この表現だと△△という印象を受けます。別の表現に変えていただけませんか」なんて著者にお伝えしたところ、「佐藤さんの感じ方なんかどうでもいいんだよ！大事なのは、読者がどう感じているか、なんだよ！」とお叱りを受けました。それで目が覚めました。</br><br />
</br><br />
大切なのは「私」ではなくて「読者」なんですよね。読者の代表者のつもりでいましたが、本当のところは怪しいものです。しかも、我を押し通すことに夢中になって、著者の方が本当に伝えたかったことは何だろう、などと考えることすらしなかったんです。勢いだけで仕事をしようとしていました。</br><br />
</br><br />
<strong>――出版業界に入られてギャップを感じたことはありますか？</strong><br />
思い描いていたのは、作家さんと談笑をしたり、お酒を飲んだりしながら、颯爽とかっこよく仕事をしている女性編集者のイメージです。<br />
でも、実際にはほど遠いです。私の場合は気力、体力、根性勝負です。髪を振り乱しながらでも、とにかく「売れる本」にするために諦めない、粘る、しつこい編集をしているところが、憧れのイメージとかけ離れています（笑）。</br><br />
</br><br />
要領が悪いので、一度受けた説明を忘れてしまったり、へそ曲がりなのでこっそり別の方法を試してみたりして、やらなくてもいい失敗もたくさんしてしまいました。いろいろなチャンスを与え、失敗を許容してくれた上司、会社に感謝しています。<br />
</br><br />
（続く）</br><br />
</br><br />
</br></p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>三笠書房　清水篤史さん＿最終回</title>
		<link>http://www.henshusha.jp/2010/02/01/mrshimizu05/</link>
		<comments>http://www.henshusha.jp/2010/02/01/mrshimizu05/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 01 Feb 2010 01:00:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>編集部</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[インタビュー【書籍編集者】]]></category>

		<category><![CDATA[三笠書房]]></category>

		<category><![CDATA[書籍編集者]]></category>

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		<description><![CDATA[待望の新刊！

――新刊について紹介してください。
『頭のいい質問「すぐできる」コツ』を１０月（２００９年）に、『頭がいい人の10倍パソコン術』を１１月（２００９年）に刊行しました。それぞれ、よく売れた『頭のいい説明「す [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<h2>待望の新刊！</h2>
<p></br><br />
<strong>――新刊について紹介してください。</strong></p>
<p>『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E9%A0%AD%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%84%E8%B3%AA%E5%95%8F%E3%80%8C%E3%81%99%E3%81%90%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%80%8D%E3%82%B3%E3%83%84-%E7%9F%A5%E7%9A%84%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%8B%E3%81%9F%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%B6%B4%E9%87%8E-%E5%85%85%E8%8C%82/dp/4837978193">頭のいい質問「すぐできる」コツ</a>』を１０月（２００９年）に、『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E9%A0%AD%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%84%E4%BA%BA%E3%81%AE10%E5%80%8D%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3%E8%A1%93%E2%80%95%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%81%AF%E3%80%8C%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%9F3%E7%A7%92%E3%80%8D%E3%82%92%E6%9C%89%E5%8A%B9%E3%81%AB%E4%BD%BF%E3%81%86-%E4%B8%AD%E5%B1%B1-%E7%9C%9F%E6%95%AC/dp/4837923402">頭がいい人の10倍パソコン術</a>』を１１月（２００９年）に刊行しました。それぞれ、よく売れた『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E9%A0%AD%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%84%E8%AA%AC%E6%98%8E%E3%80%8C%E3%81%99%E3%81%90%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%80%8D%E3%82%B3%E3%83%84%E2%80%95%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%80%81%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%81%8C%E5%87%BA%E3%82%8B-%E7%9F%A5%E7%9A%84%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%8B%E3%81%9F%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%B6%B4%E9%87%8E-%E5%85%85%E8%8C%82/dp/4837977510">頭のいい説明「すぐできる」コツ</a>』と『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%9F3%E7%A7%92%E3%81%AE%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3%E8%A1%93-%E7%9F%A5%E7%9A%84%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%8B%E3%81%9F%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%B8%AD%E5%B1%B1-%E7%9C%9F%E6%95%AC/dp/4837977103">たった３秒のパソコン術</a>』の第二弾企画です。これから第三弾、第四弾とシリーズとして続けていって、それを会社の一つのブランドにつなげていきたいという思いで作りました。<br />
<span id="more-1483"></span><br />
</br><br />
</br></p>
<div class="amazlet-box" style="margin-bottom:0px;">
<div class="amazlet-image" style="float:left;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837978193/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41zQoLOd4DL._SL160_.jpg" alt="頭のいい質問「すぐできる」コツ (知的生きかた文庫)" style="border: none;" /></a></div>
<div class="amazlet-info" style="float:left;margin-left:15px;line-height:120%">
<div class="amazlet-name" style="margin-bottom:10px;line-height:120%"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837978193/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">頭のいい質問「すぐできる」コツ (知的生きかた文庫)</a>
<div class="amazlet-powered-date" style="font-size:7pt;margin-top:5px;font-family:verdana;line-height:120%">posted with <a href="http://www.amazlet.com/browse/ASIN/4837978193/90362801-22/ref=nosim/" title="頭のいい質問「すぐできる」コツ (知的生きかた文庫)" target="_blank">amazlet</a> at 10.02.01</div>
</div>
<div class="amazlet-detail">鶴野 充茂 <br />三笠書房 <br />売り上げランキング: 2700</div>
<div class="amazlet-link" style="margin-top: 5px"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837978193/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">Amazon.co.jp で詳細を見る</a></div>
</div>
<div class="amazlet-footer" style="clear: left"></div>
</div>
<p></br><br />
</br></p>
<p>『頭のいい質問「すぐできる」コツ』は、目の前の相手と理解し合いたいという思いはあるのだけれど、テクニックが不足しているために、誤解を生んでいることが結構あるのではないか、という考えから生まれました。想定読者を３０代のビジネスパーソンに絞り、先程お話しした「読んですぐわかる、すぐできる」を意識して本づくりをしました。第二弾企画の難しいところは、第一弾に似すぎず、違いすぎず、という匙かげんでしょうね。<br />
</br><br />
<strong>――前回の『頭のいい説明「すぐできる」コツ』と違うところはどこでしょうか？</strong><br />
「自分は説明が下手だな」と思う人はたくさんいると思いますが、「質問が下手だな」と思う人はそんなにたくさんいないと思います。その意味で「説明」より「質問」のほうが難易度が高いんでしょうね。レベルの高いテーマを扱っているので、いかに読者目線でわかりやすく説明するかというところに神経をそそぎました。</p>
<p>たとえば「なぜ？」「なぜでしょうか？」という質問はあまりいい質問ではないという項目があります。「なぜ失敗したんだろう？」と質問するよりは、「失敗した最大の原因はなんだろう？」といったように、「相手が考えやすくなる質問」がいいわけですね。ただ、そう書いただけではわかりにくいので、具体例をたくさんあげて、ビフォー、アフターを比較できるようにして、読者が「質問の効果」がすぐわかるような構成にしています。<br />
</br><br />
<strong>――うまく説明や質問をするって、できそうでできないことですよね。</strong><br />
その「できそうでできない」というのがポイントだと思います。読者は自分が「絶対できない」ものについての本は、さほど必要としていないと思います。でも、「できそうでできない」というのが一番悔しいし、本を読めばなんとかなるかもと思いますよね。</p>
<p></br><br />
</br></p>
<div class="amazlet-box" style="margin-bottom:0px;">
<div class="amazlet-image" style="float:left;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837923402/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51GNGbAG6BL._SL160_.jpg" alt="頭がいい人の10倍パソコン術―できる人は「たった3秒」を有効に使う" style="border: none;" /></a></div>
<div class="amazlet-info" style="float:left;margin-left:15px;line-height:120%">
<div class="amazlet-name" style="margin-bottom:10px;line-height:120%"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837923402/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">頭がいい人の10倍パソコン術―できる人は「たった3秒」を有効に使う</a>
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</div>
<div class="amazlet-detail">中山 真敬 <br />三笠書房 <br />売り上げランキング: 12211</div>
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</div>
<div class="amazlet-footer" style="clear: left"></div>
</div>
<p></br><br />
<strong>――『頭がいい人の10倍パソコン術』はどうですか？</strong><br />
これは、本作りのモットーである「読んですぐわかる、すぐできる」を形にしようとした本です。一番こだわったのはタイトル、サブタイトル、帯コピーでいかに即効性を訴求するかという点です。このような本を買う人はパソコンが苦手な人が多いと思うんですよ。タイトルで「パソコン」という文字を見ただけで、腰が引けるということもあるはずです。だから『できる人は「たった３秒」を有効に使う』という、パソコンが苦手な人でも安心できるような文言を、あえて表紙にもってきました。帯にも「仕事も効率も満足も１０倍になるんです！」という即効性を謳ったコピーを入れました。シンプルな表現を使うことで、読者に親しみやすさも感じていただけると思います。<br />
</br><br />
</br></p>
<div class="amazlet-box" style="margin-bottom:0px;">
<div class="amazlet-image" style="float:left;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837923100/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51tRCltFRaL._SL160_.jpg" alt="働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」" style="border: none;" /></a></div>
<div class="amazlet-info" style="float:left;margin-left:15px;line-height:120%">
<div class="amazlet-name" style="margin-bottom:10px;line-height:120%"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837923100/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」</a>
<div class="amazlet-powered-date" style="font-size:7pt;margin-top:5px;font-family:verdana;line-height:120%">posted with <a href="http://www.amazlet.com/browse/ASIN/4837923100/90362801-22/ref=nosim/" title="働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」" target="_blank">amazlet</a> at 10.02.02</div>
</div>
<div class="amazlet-detail">稲盛和夫 <br />三笠書房 <br />売り上げランキング: 360</div>
<div class="amazlet-link" style="margin-top: 5px"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837923100/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">Amazon.co.jp で詳細を見る</a></div>
</div>
<div class="amazlet-footer" style="clear: left"></div>
</div>
<p></br><br />
<strong>――「単行本で担当された<a href="http://www.kyocera.co.jp/inamori/profile/index.html">稲盛和夫京セラ名誉会長</a>の『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E5%83%8D%E3%81%8D%E6%96%B9%E2%80%95%E3%80%8C%E3%81%AA%E3%81%9C%E5%83%8D%E3%81%8F%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%80%8D%E3%80%8C%E3%81%84%E3%81%8B%E3%81%AB%E5%83%8D%E3%81%8F%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%80%8D-%E7%A8%B2%E7%9B%9B%E5%92%8C%E5%A4%AB/dp/4837923100">働き方</a>』については どうですか？」</strong><br />
この本は、ある意味、プロダクトアウト型の発想で生まれた企画ですね。これまでお話したマーケットイン型の企画スタンスとはちょっと違います。バブル経済が崩壊して、長期不況が１０年にも及んだあたりから、日本人の人生観、労働観が大きく変化してきたように思います。その過程で、高度経済成長期には美徳とされていた「汗をかいて働く」ことが疎んじられるようになり、「労せずして大金を得たい」という風潮が強くなってきたように感じます。ただ、そういった価値観の変化が人間を幸せにしているようには決して見えなかった。そのような時代状況に生きるビジネスパーソンに対し、京セラの稲盛和夫名誉会長に、「なぜ働くのか」「いかに働くのか」という「働くことの意義・原理原則」をわかりやすく説いていただこう──というのが、この企画の起点でした。この４月（２００９年）に刊行して以来、着実に版を重ね、御蔭さまで、現在１２万部を突破しています。</p>
<p></br><br />
</br></p>
<h2>愛用のホッチキス　ー主力のビジネスツール</h2>
<p></br><br />
<strong>――愛用のグッズを紹介していただいてもいいですか？</strong></p>
<p>このホッチキスは学生のアルバイトの方から１０年ぐらい前にいただいたものです。就職されて辞められるときにいただいて、それ以来僕の愛用品になっているんです。<br />
</br><br />
<div id="attachment_1528" class="wp-caption alignleft" style="width: 260px"><img src="http://www.henshusha.jp/wp-content/uploads/2010/02/img_93303.jpg" alt="フラットクリンチホッチキス" title="img_93303" width="250" height="250" class="size-full wp-image-1528" /><p class="wp-caption-text">フラットクリンチホッチキス</p></div><br clear ="all"><br />
</br><br />
これは「フラットクリンチホッチキス」といって、ベーシックなホッチキスとは少し違うんですよ。束が少し分厚くてもとめられるんです。２５枚ぐらいなら平気でとめられますね。仕事を進める上で手放せません。<br />
</br></p>
<p><strong>――それを使ってどのようにお仕事を進められているのですか？</strong><br />
もちろん、パソコンの画面上でも仕事をしますが、僕はアナログ派なので、実際に紙で原稿をチェックする機会が多いんです。そしてわかりやすいようにゲラを１章ごとにホッチキスでとめています。ですから、僕の今の仕事の進め方にはとってもぴったりなツールですね。もしくは、彼がこのいいホッチキスをプレゼントしてくれたことによって、そういう仕事の進め方になったのかもしれません。非常に重宝しています。</p>
<p>機能性という理由だけではなくて、僕は人からいただいたものは大切にするんです。なぜなら、人からいただいたものを使うと、その人のお力もお借りできるんですよ。何かしら思いがおありにあって僕にプレゼントしてくれたわけですから、その思いを仕事に生かせればと思っているんです。</p>
<p></br><br />
</br></p>
<h2>面白がれば面白くなる！</h2>
<p></br><br />
<strong>――清水さんの今後のビジョンを聞かせてください。</strong></p>
<p>仕事は楽しんでやる、それに尽きます。楽しくなければいい本を作ろうという情熱もわきません。楽しめるかどうかは自分次第です。だから、楽しがる。つらいときも、面白がれば、面白くなるんですよ。あと、先日、ある著者の先生から「今後、不景気で１２００円の本を買う人は今後減るかもしれないが、だからこそ６００円の本を２冊買う人は増えていくかもしれない」といった一見矛盾する読者の購買心理のお話をお聞きしました。今後は、価格とテーマの組み合わせといったものも考えていきたいですね。<br />
</br><br />
<strong>――ありがとうございました。</strong></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>三笠書房　清水篤史さん＿その4</title>
		<link>http://www.henshusha.jp/2010/01/25/mrshimizu04/</link>
		<comments>http://www.henshusha.jp/2010/01/25/mrshimizu04/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 25 Jan 2010 01:00:44 +0000</pubDate>
		<dc:creator>編集部</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[インタビュー【書籍編集者】]]></category>

		<category><![CDATA[三笠書房]]></category>

		<category><![CDATA[書籍編集者]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.henshusha.jp/?p=1471</guid>
		<description><![CDATA[理解不可能な本こそが原動力
――普段気をつけていることはありますか？
編集者としての基本ですが、書店には定期的に足を運ぶようにしています。ウィークデーはなかなか時間がとれないので、週末に書店にリサーチに行きます。

もち [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<h2>理解不可能な本こそが原動力</h2>
<p><strong>――普段気をつけていることはありますか？</strong></p>
<p>編集者としての基本ですが、書店には定期的に足を運ぶようにしています。ウィークデーはなかなか時間がとれないので、週末に書店にリサーチに行きます。<br />
<span id="more-1471"></span><br />
もちろんネットから書籍の情報を入手することもできますが、やっぱり本はアナログの物体ですから、実物を触って中を広げて見ないことにはイメージできません。そして本の装丁を考えるときも、その本単体のデザインだけではなくて、書店でどんな本に囲まれて並ぶか、というバランスも重要になってきますから、売り場には頻繁に行きますね。<br />
</br><br />
書店に行くと斬新な本をたくさん目の当たりにします。装丁の使い方、タイトルなど、中には理解不可能なものもあります（笑）。でも、そういった理解不可能なものが僕の原動力にもなるんです。「こんな発想があるのか！」と焦るんです。そうすると、僕はせっかちなのですぐ仕事をしたくなるんですよ（笑）。そうやって自分を追い込んでいるのかもしれません。<br />
</br><br />
</br></p>
<h2>責了日まで諦めない！</h2>
<p><strong>――ベストセラーに法則があるとすれば、何だと思われますか？</strong><br />
それに即答できれば、実際の仕事で苦労をしなくてもすむんですが。法則なんかないんじゃないですか。ただ、ベストセラーを生み出している編集者と話していて感じるのは、例外なく情熱的な方ばかりですね。彼ら、彼女らのお話を聞いていると、ベストセラーは「編集者の情熱」からのみ生まれるように思います。つまり、情熱のある編集者はベストセラーを出すし、ベストセラーは情熱のある編集者が編集をするということですね。<br />
</br><br />
<strong>――情熱とは何でしょうか？</strong><br />
情熱とは、その本について、著者よりも誰よりも、一番真剣に深く考えているということだと思います。僕の中で「責了日までは諦めない」という標語があるんですよ。著者の先生は原稿を書いたら、もしくはゲラを戻したら終わりですけど、編集者は終わりではないんです。いくら会社がOKを出しても、著者がOKを出しても、僕は責了直前の最後まで考えます。本は最後の最後までどうなるかわからないし、逆に言えばどうにでもなるんです。もしかしたら、直前になって帯コピーのいい文言が浮かぶかもしれない。読者のニーズにもっと近づけるコピーが浮かぶかもしれない。<br />
</br><br />
<strong>――責了日まで考えることが尽きないですね。</strong><br />
僕がまだ若い頃、同じ年代の編集者が何人か集まって仕事の話をしたことがあるんです。そこで、「本のタイトルが決まった後、どこに一番力を入れるべきか」という話になったんですね。「俺は前書きだな」とか「俺は帯コピー」「いや、冒頭の一行だ」などなど、みんないろんな意見を言っていたわけです。僕は「見出しですね」と言ったと思います。そして、その日から何年も経ったあとに、ようやく答えのようなものがわかったんですよ。それは、その話し合いで出た、すべてのことなんです。どれか一つではなくて、その全部に力を入れることが情熱のある編集者なのだと思います。本というものは、工夫をこらせばこらすほどいいものになると僕は考えています。そして、その本についてそこまで真剣に考えるのは担当編集者しかいないですよ。本作りに終点はないのでしょうね。<br />
</br><br />
</br><br />
<a href="http://www.henshusha.jp/2010/02/01/mrshimizu05/">（続く）</a></br><br />
</br><br />
</br></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>三笠書房　清水篤史さん＿その３</title>
		<link>http://www.henshusha.jp/2010/01/18/mrshimizu03/</link>
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		<pubDate>Mon, 18 Jan 2010 01:00:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator>編集部</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[インタビュー【書籍編集者】]]></category>

		<category><![CDATA[三笠書房]]></category>

		<category><![CDATA[書籍編集者]]></category>

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		<description><![CDATA[１つでも多くの意見を出す
――本作りをする上で意識していることはなんですか？
「１つでも多くの意見を出すこと」でしょうか。僕がまだ３０歳くらいのときの話ですが、ベテランの校正者の方に「校正者の能力はどこでわかると思うか？ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<h2>１つでも多くの意見を出す</h2>
<p><strong>――本作りをする上で意識していることはなんですか？</strong></p>
<p>「１つでも多くの意見を出すこと」でしょうか。僕がまだ３０歳くらいのときの話ですが、ベテランの校正者の方に「校正者の能力はどこでわかると思うか？」という問いかけをされたことがあります。<br />
<span id="more-1457"></span><br />
その答えは「校正者の能力は赤字の量に正比例する」。「同じ原稿を読んでも、優秀な校正者が読めば赤字は多いし、そうでない校正者が読めば赤字は少ない」とおっしゃっていました。そこであまのじゃくな僕は「でも、出来のいい原稿だったら、校正者の優劣に関係なく、赤字の量は少ないんじゃないんですか？」と聞いたんです。すると「優秀な校正者は赤字を見つけ出すんだよ」と言われました。<br />
</br><br />
そして次に「優秀な編集者はどこでわかるのか？」と問いかけられたのです。すると、答えはずばり「編集者の能力は意見の量に正比例する」。「なるほどな」と思いました。企画に対する意見、タイトルに対する意見、著者に対する意見、装丁に関する意見などなど、意見の数が多いということは、それだけ「考えている」ということですからね。当然、「引き出しの数」も増えるし、「理想的な答」にも近づく。ですからそれ以来、一つでも多くの改善点を見つけて、まず自分自身に意見を言うようにしてきました。<br />
</br><br />
僕は、編集者の意見は「本づくりの起点」だと思います。ただ、その起点がどちらの方向に行くかを決めるのは編集者だけではない。理想的な本づくりをするには、著者、上司、同僚、デザイナーなどなど、複数の人たちの意見を通過させるべきですよね。その中でも、担当編集者が一番最初にテーゼ、こだわりと言ってもいいでしょう。意見を出すべきですよね。それに対して「いいね」と言われるときもあれば、時には「それよりも、こうなんじゃないか」というアンチテーゼが返ってくることもある。それを揉んでいくと、より「理想的な答え」、つまり、ジンテーゼに昇華されるわけです。<br />
</br><br />
</br></p>
<h2>朝令暮改できるスキル</h2>
<p><strong>――編集者に向いている性格は？　また編集者が持っておくべきスキルなどありますか？</strong><br />
編集者に向き、不向きはないと思います。だいたい僕は１つの物差しで人を測るというのは好きではないんです。人様々なので、いろんなタイプの編集者がいると思います。スキルについて言えば、「朝令暮改できるスキル」というのは必要かもしれません。先程、こだわりについて話しましたが、編集者としてこだわりを持つことはとても大切だと思うんですよ。でも、それと同じくらい、「こだわりを捨てるこだわり」も必要だと思います。言い換えると、本のために「人の意見を聞けるスキル」ですね。<br />
</br><br />
例えば、一昨年の文庫ベストセラー『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%9F3%E7%A7%92%E3%81%AE%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3%E8%A1%93-%E7%9F%A5%E7%9A%84%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%8B%E3%81%9F%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%B8%AD%E5%B1%B1-%E7%9C%9F%E6%95%AC/dp/4837977103/ref=sr_1_1?ie=UTF8&amp;s=books&amp;qid=1262678042&amp;sr=1-1">たった３秒のパソコン術</a>』は朝令暮改の一例と言えるかもしれません。この本は２色刷りで、一般的に２色刷りの場合は、見やすく、やわらかい印象になるという理由から、マゼンダ（赤）など、暖色系を使うことが多いんです。そこで、僕は「マゼンダ（赤）を使います」と著者の中山先生に確認したところ、「シアン（青）でいきたい」とおっしゃったんです。なぜかというと、電車の中で本を読むとき、マゼンダ（赤）だと隣の人が反射的にチラッと見るので、本に集中できないとおっしゃるんですね。「なるほど」と思いましたね。本が好きな人は、本を読んでいる時間は自分の世界に入り込みたいという方が多いと思います。そこで「シアン（青）でいきたい」という新鮮な意見をいただき、“朝令暮改”したんですよ。<br />
</br><br />
</br></p>
<style type="text/css">.amonya-box{padding:0;} .amonya-box *{margin:0;padding:0;}</style>
<div class="amonya-box" style="width:500px;border:solid #CCCCCC 1px;">
<div style="width:500px;">
<div style="width:120px;overflow:hidden;text-align:center;float:left;">
<div style="padding:5px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837977103/90362801-22/ref=nosim/" name="amonya-simg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4837977103.09._SCTZZZZZZZ_.jpg" alt="たった3秒のパソコン術 (知的生きかた文庫)" border="0" /></a></div>
</div>
<div style="width:380px;float:left;text-align:left;">
<div style="padding:5px;"><span style="font-size:14px;font-weight:bold;line-height:120%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837977103/90362801-22/ref=nosim/" target="_blank">「たった3秒のパソコン術 (知的生きかた文庫)」</a><br /></span><span style="font-size:12px;line-height:120%;">&nbsp;[文庫]<br />&nbsp;著者：中山 真敬<br />&nbsp;出版：三笠書房<br />&nbsp;発売日：2008-04-21<br />&nbsp;価格：￥ 630<br /></span><span style="font-size:10px;font-family:Verdana;line-height:200%;">&nbsp;by <a href="http://www.amonya.com/" target="_blank">ええもん屋.com</a></span></div>
</div>
</div>
<div style="clear:both;"></div>
</div>
<p></br><br />
</br><br />
つまり、大切なのは、「どうやったら自分の意見を通せるか」ではなくて、「どうやったら読者に喜ばれるか」ということなのです。ですから「これは違うんじゃないか」と言われたら、僕はコロっと意見を変えるときもありますよ。よく「気が変わるの早いね」などと言われるんですけど、それは真っ当な意見、読者に役立つ意見に納得しただけなんですよね。「読者のために反対意見を受け入れられる人」こそが、読者目線に立てる人ではないでしょうか。<br />
</br><br />
</br><br />
<a href="http://www.henshusha.jp/2010/01/25/mrshimizu04/">（続く）</a></br><br />
</br><br />
</br></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>三笠書房　清水篤史さん＿その２</title>
		<link>http://www.henshusha.jp/2010/01/12/mrshimizu02/</link>
		<comments>http://www.henshusha.jp/2010/01/12/mrshimizu02/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 12 Jan 2010 01:00:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator>編集部</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[インタビュー【書籍編集者】]]></category>

		<category><![CDATA[三笠書房]]></category>

		<category><![CDATA[書籍編集者]]></category>

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		<description><![CDATA[指示型から提案型へ - これが仕事の流れを変えた！
――新人時代のエピソードを聞かせてください。
時代の風潮かもしれませんが、当時、僕の上司は、「本作りにおいては、編集者が一番最初にテーゼ、つまり命題なり意見なりを出す」 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<h2>指示型から提案型へ - これが仕事の流れを変えた！</h2>
<p><strong>――新人時代のエピソードを聞かせてください。</strong></p>
<p>時代の風潮かもしれませんが、当時、僕の上司は、「本作りにおいては、編集者が一番最初にテーゼ、つまり命題なり意見なりを出す」という考え方を持っていました。<br />
<span id="more-1407"></span><br />
それをふまえて、まずは編集者が見本原稿を書くということをやっていたんです。見本原稿とは、編集者がはじめに第一原稿を書いて、著者に僭越ながら「このように書いてほしい」と、その名の通り見本になるよう原稿のことです。自分なりの最高のものを上司に見せて、上司の確認がとれたものを著者に見せるわけですが、たいがい「これが見本か！」となじられるんですよ。その度に、自分が会社や著者の要求に応えられていないな、という悔しさを感じていました。それが僕にとって一番最初の大きな壁でしたね。<br />
</br><br />
ところが、なじられているうちに、こちらも要領が掴めてくる。いろんなことが見えるようになってくる。僕は最初から１００点満点の原稿を持っていこうとしていたんです。「このように書いてください」というスタンスで、著者の先生に原稿を見せていたわけです。ここが間違いだったんですね。<br />
</br><br />
理想的な見本原稿とは、「読者はこういう原稿を読みたがっているんです」ということを著者の先生に伝えるものなんです。つまりは&#8221;指示型&#8221;の見本原稿ではなくて、「こういう原稿を読んでみたい」という&#8221;提案型&#8221;の見本原稿にするべきだと気づいたんです。例えば、見本原稿だからといって、原稿を全部は書かないようにする。「ここに、読者の指針とするべく、先生がお考えになる、現代の２０代サラリーマンの最大の長所と最大の欠点を一つずつお書きください。」などと、大筋の方針だけ書いておいて、あとは空欄にしておくのです。すると著者の先生も原稿を書きやすくなるんです。<br />
</br><br />
見本原稿を&#8221;提案型&#8221;に変えた途端、仕事がスムーズに進むようになりました。ついこの間まで僕をなじっていた著者の方が、すごくのってきてくれて、「君がこういう切り口で考えるのなら、こういった内容を入れてみてはどうか」などと、積極的に提案をいただけるようになりました。こちらからテーゼ、意見を問うことで、モチベーションを高く維持していただけたのだと思います。</p>
<p></br><br />
</br></p>
<h2>「読んですぐわかる、すぐできる」</h2>
<p><strong>――本を作る上でのこだわりはなんですか？</strong><br />
「読んですぐわかる、すぐできる」をモットーに本作りをしています。現在の書籍文化の一つの源をおつくりになった<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E5%90%89%E6%99%B4%E5%A4%AB">神吉晴夫</a>・光文社第２代社長の「神吉イズム」を、若い頃はずいぶんと教えられました。その神吉氏の言葉に「すべての本は実用書である。小説でさえも実用書である」というものがあります。最近は、この言葉をかなり意識していますね。それで「読んですぐわかる、すぐできる」。ただ、「読んですぐ理解できる」というのは当たり前です。さらに「すぐできる」というのがポイントになる。例えば歴史の本を作るときでも、「すぐ理解できる」という教養書としての側面に加えて、「すぐできる」という実用書としての側面も意識しています。その実用性とは「ただの会話のネタになる」といったレベルでもいい。読者にとってすぐ実践できるという方向性で作っています。</br><br />
</br><br />
<strong>――「読んですぐわかる、すぐできる」本とはどのようなものですか？</strong><br />
「すぐわかる、すぐできる」なので、結論から入ることを常に意識しています。文章の起承転結という言葉がありますよね。僕の想定読者層を考えると、「起承転結はちょっとまどろっこしいかな」と思うのです。現代の読者は時間に追われていて、答えを早急に知りたがっている方が多いので、「大切なことは始めに書く」を意識しています。それが「すぐわかる」原稿につながると思います。それについてはまさしく、昨年の文庫本ベストセラー『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E9%A0%AD%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%84%E8%AA%AC%E6%98%8E%E3%80%8C%E3%81%99%E3%81%90%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%80%8D%E3%82%B3%E3%83%84%E2%80%95%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%80%81%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%81%8C%E5%87%BA%E3%82%8B-%E7%9F%A5%E7%9A%84%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%8B%E3%81%9F%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%B6%B4%E9%87%8E-%E5%85%85%E8%8C%82/dp/4837977510">頭のいい説明「すぐできる」コツ</a>』にも書いてあることと一致します。<br />
</br><br />
</br></p>
<style type="text/css">.amonya-box{padding:0;} .amonya-box *{margin:0;padding:0;}</style>
<div class="amonya-box" style="width:500px;border:solid #CCCCCC 1px;">
<div style="width:500px;">
<div style="width:120px;overflow:hidden;text-align:center;float:left;">
<div style="padding:5px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837977510/90362801-22/ref=nosim/" name="amonya-simg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4837977510.09._SCTZZZZZZZ_.jpg" alt="頭のいい説明「すぐできる」コツ―今日、結果が出る! (知的生きかた文庫)" border="0" /></a></div>
</div>
<div style="width:380px;float:left;text-align:left;">
<div style="padding:5px;"><span style="font-size:14px;font-weight:bold;line-height:120%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837977510/90362801-22/ref=nosim/" target="_blank">「頭のいい説明「すぐできる」コツ―今日、結果が出る! (知的生きかた文庫)」</a><br /></span><span style="font-size:12px;line-height:120%;">&nbsp;[文庫]<br />&nbsp;著者：鶴野 充茂<br />&nbsp;出版：三笠書房<br />&nbsp;発売日：2008-11-20<br />&nbsp;価格：￥ 600<br /></span></div>
</div>
</div>
<div style="clear:both;"></div>
</div>
<p></br><br />
</br><br />
内容的にも「ワンニーズ、ワンテーマ」を意識して、できるだけシンプルな本作りをすることを心がけています。今は一冊の本に対する購読ニーズがはっきりとしていて、著者の魅力を一冊で全部知ろうという人はあまりいないと思うんです。ですから、無理に著者の魅力をすべて詰め込もうとするのではなくて、ポイントを絞って読者ニーズをしっかりと満たすことを第一義に考えています。</p>
<p></br><br />
</br><br />
<a href="http://www.henshusha.jp/2010/01/18/mrshimizu03/">（続く）</a></br><br />
</br><br />
</br></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>三笠書房　清水篤史さん＿その１</title>
		<link>http://www.henshusha.jp/2010/01/05/mrshimizu01/</link>
		<comments>http://www.henshusha.jp/2010/01/05/mrshimizu01/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 05 Jan 2010 01:00:32 +0000</pubDate>
		<dc:creator>編集部</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[インタビュー【書籍編集者】]]></category>

		<category><![CDATA[三笠書房]]></category>

		<category><![CDATA[書籍編集者]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.henshusha.jp/?p=1398</guid>
		<description><![CDATA[


第１６回目にご紹介するのは、
三笠書房の清水篤史さんです。

『頭のいい説明「すぐできる」コツ』、
『たった３秒のパソコン術』

などのヒット作を多数ご担当されています。

ベテラン編集者ならではの広い見解と
深い [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p></br><br />
<img class="size-full wp-image-1399 alignnone" title="mrshimizu" src="http://www.henshusha.jp/wp-content/uploads/2009/12/mrshimizu.jpg" alt="三笠書房　清水篤史さん" width="250" height="250" /></br><br />
</br><br />
<strong>第１６回目にご紹介するのは、</strong></br><br />
<strong><a href="http://www.mikasashobo.co.jp/">三笠書房</a>の清水篤史さんです。</strong></br><br />
</br><br />
<strong>『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E9%A0%AD%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%84%E8%AA%AC%E6%98%8E%E3%80%8C%E3%81%99%E3%81%90%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%80%8D%E3%82%B3%E3%83%84%E2%80%95%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%80%81%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%81%8C%E5%87%BA%E3%82%8B-%E7%9F%A5%E7%9A%84%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%8B%E3%81%9F%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%B6%B4%E9%87%8E-%E5%85%85%E8%8C%82/dp/4837977510">頭のいい説明「すぐできる」コツ</a>』、</strong></br><br />
<strong>『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%9F3%E7%A7%92%E3%81%AE%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3%E8%A1%93-%E7%9F%A5%E7%9A%84%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%8B%E3%81%9F%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%B8%AD%E5%B1%B1-%E7%9C%9F%E6%95%AC/dp/4837977103">たった３秒のパソコン術</a>』</strong></br><br />
</br><br />
<strong>などのヒット作を多数ご担当されています。</strong></br><br />
</br><br />
<strong>ベテラン編集者ならではの広い見解と<br />
深い哲学をお伺いしました！</strong><br />
</br><br />
</br><br />
<span id="more-1398"></span></p>
<h2>大切なのは「目の前にはないもの」</h2>
<p></br><br />
<strong>――編集者になられて何年目ですか？</strong><br />
約２０年になります。</br><br />
</br><br />
<strong>――編集者になろうと思ったきっかけはなんですか？</strong><br />
もともと「本好き」で、学生時代から「本作りに携わりたい」という漠然とした思いがありました。ただ、自分は性格的にも能力的にも作家でなく、作家と読者を結びつける「橋」とも言うべき編集者に向いているだろうと、勝手に思っていましたね。しかも、作家と読者をただ「結びつける」のではなく、原稿に付加価値を加えて、その「出会い」をさらに有意義なものにしたいと、生意気なことを考えていた覚えがあります。</br><br />
</br><br />
<strong>――どんな本を作りたいと思われたのですか？</strong><br />
いきなり大上段に振りかぶって恐縮ですが、学生時代、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を愛読していたんですね。この一冊によって「書籍の持っている可能性」に目覚めたと言えます。当時、僕は純真な青年だったので、影響を受けやすかったのでしょう。この小説、１９世紀ロシアのある田舎町を舞台に、縦横無遇に多種多様なストーリーが目まぐるしく展開するんです。とにかく濃い。さらにテンションが高い。一冊の本の中に、「保守と革新」「聖的なものと悪魔的なもの」「親と子」「兄と弟」「男と女」、それぞれの対立、相克、愛憎などなど、これでもかと言わんばかりにたくさんのテーマが入っているんです。</br><br />
</br><br />
で、読んでいるうちにふと思ったんです。この小説、きっと、いつの時代の、どの世代の人が読んでも、必ずどこかに「自分の問題」を見つけることができるはずだと。つまり、誰が読んでも「共感できる部分」が一つはある本だと思ったんです。『カラマーゾフの兄弟』は文学ですが、文学でなくても、このようなスケールの大きな本を作れないだろうかと、そんなとんでもなく生意気なことを考えていましたね。平たく言えば、親でも子でも、男でも女でも、どんな人が読んでも面白いと思ってもらえるような、そんな本作りがしたいと思っていたわけですが。</br><br />
</br><br />
<strong>――学生時代はどんなアルバイトをされていましたか？</strong><br />
家庭教師から始まって、水泳のコーチ、参考書会社のアシスタントなどなど、いろんなことをやってましたね。中でも、コンビニエンスストアのアルバイトは印象に残ってます。影響を受けやすかったのでしょう。実際、コンビニのアルバイト体験は現職にとても役立っていると思います。一言で言えば、「お客さん目線」、つまり「読者目線」で考えるということ。「売りたいものは売れない。買いたいものが売れる」といったことを勉強させていただきましたね。</br><br />
</br><br />
書籍編集というのは、ある意味、孤独な作業が多く、仕事の過程で「書店さんの売り場」や「読者の顔」が見えなくなってくることがあるんですよね。そんなとき「お客さん目線」「読者目線」で考える。「自分が売りたいもの」でなく「書店さんが並べたいもの」「読者が買いたいもの」をイメージしてみる。具体的には、今、自分が作っている本が、書店さんのどのコーナーに、どんな本の隣に並ぶのか。さらには、その本を見た読者はどう感じるかをイメージしてみるんです。すると、結構、軌道修正ができるときがあるんです。典型的なマーケットイン型の発想ではありますが。</br><br />
</br><br />
そしてもう一つ、この体験では、「目の前にないものを考える」「目の前にないものを探す」ということを学びました。僕がお世話になった店長はとてもアグレッシブな方で、「一番売れる商品は店内にはない」という考え方の持ち主でしたから。「自分の店にある商品で一番売れる商品は何か」ではなく、「自分の店にない商品で一番売れそうな商品は何か」といった発想をされてましたね。当然、かなり影響を受けました。</br><br />
</br><br />
これって、編集でも同じことが言えると思うんです。原稿が上がってきたとき、「もしかしたら、この中にないものが一番大切なことなのかもしれない」と考えるようにしています。「自分の原稿にない情報で、一番必要な情報は何か」という発想ですね。たとえば、著者の先生やライターさんに企画を考えてもらおうと、弊社の目録を渡すことがあるんですが、そのとき、半分本気、半分冗談で「あんまりじっくり見なくていいですよ。そこに来年のベストセラーはありませんから。それは先生に考えていただきたいんです」と言うんです。読者の嗜好の移り変わりが激しいこの時代、目録の延長線上にベストセラーがあるかについて僕は懐疑的です。来年はまったく違うブームがくるだろうし、同じ一年でも前期と後期では読者傾向が変わりますからね。つまり、僕らは、「目の前にないものを考え」なければならないわけです。</br><br />
</br><br />
当時は、小売店でのアルバイト体験がこんなふうに後の仕事に生きてくるとは考えもしませんでしたし、まさかこんなふうに人に話すことになろうとは想像だにしていませんでした。ですから、学生時代は業種にとらわれずに、積極的に幅広い経験を積むことが大切だと思います。</br><br />
</br><br />
</br></p>
<style type="text/css">.amonya-box{padding:0;} .amonya-box *{margin:0;padding:0;}</style>
<div class="amonya-box" style="width:500px;border:solid #CCCCCC 1px;">
<div style="width:500px;">
<div style="width:120px;overflow:hidden;text-align:center;float:left;">
<div style="padding:5px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837977510/90362801-22/ref=nosim/" name="amonya-simg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4837977510.09._SCTZZZZZZZ_.jpg" alt="頭のいい説明「すぐできる」コツ―今日、結果が出る! (知的生きかた文庫)" border="0" /></a></div>
</div>
<div style="width:380px;float:left;text-align:left;">
<div style="padding:5px;"><span style="font-size:14px;font-weight:bold;line-height:120%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837977510/90362801-22/ref=nosim/" target="_blank">「頭のいい説明「すぐできる」コツ―今日、結果が出る! (知的生きかた文庫)」</a><br /></span><span style="font-size:12px;line-height:120%;">&nbsp;[文庫]<br />&nbsp;著者：鶴野 充茂<br />&nbsp;出版：三笠書房<br />&nbsp;発売日：2008-11-20<br />&nbsp;価格：￥ 600<br /></span><span style="font-size:10px;font-family:Verdana;line-height:200%;">&nbsp;by <a href="http://www.amonya.com/" target="_blank">ええもん屋.com</a></span></div>
</div>
</div>
<div style="clear:both;"></div>
</div>
<div class="amonya-box" style="width:500px;border:solid #CCCCCC 1px;margin-top:5px;">
<div style="width:500px;">
<div style="width:120px;overflow:hidden;text-align:center;float:left;">
<div style="padding:5px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837977103/90362801-22/ref=nosim/" name="amonya-simg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4837977103.09._SCTZZZZZZZ_.jpg" alt="たった3秒のパソコン術 (知的生きかた文庫)" border="0" /></a></div>
</div>
<div style="width:380px;float:left;text-align:left;">
<div style="padding:5px;"><span style="font-size:14px;font-weight:bold;line-height:120%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837977103/90362801-22/ref=nosim/" target="_blank">「たった3秒のパソコン術 (知的生きかた文庫)」</a><br /></span><span style="font-size:12px;line-height:120%;">&nbsp;[文庫]<br />&nbsp;著者：中山 真敬<br />&nbsp;出版：三笠書房<br />&nbsp;発売日：2008-04-21<br />&nbsp;価格：￥ 630<br /></span></div>
</div>
</div>
<div style="clear:both;"></div>
</div>
<p></br><br />
<a href="http://www.henshusha.jp/2010/01/12/mrshimizu02/">（続く）</a></br><br />
</br><br />
</br></p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://www.henshusha.jp/2010/01/05/mrshimizu01/feed/</wfw:commentRss>
		</item>
		<item>
		<title>プライム涌光（青春出版社）　中野和彦さん＿最終回</title>
		<link>http://www.henshusha.jp/2009/09/18/mrnakano05/</link>
		<comments>http://www.henshusha.jp/2009/09/18/mrnakano05/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 18 Sep 2009 01:00:23 +0000</pubDate>
		<dc:creator>編集部</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[インタビュー【書籍編集者】]]></category>

		<category><![CDATA[プライム涌光]]></category>

		<category><![CDATA[書籍編集者]]></category>

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		<description><![CDATA[愛用、万年筆とペーパーウェイト
——「オススメのグッズ」は何かありますか？

これは長年使っている万年筆です。この万年筆はカートリッジ式ではないので、自分でインクをつめるタイプなんです。すぐにインクがなくなってしまうので [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<h1>愛用、万年筆とペーパーウェイト</h1>
<p><strong>——「オススメのグッズ」は何かありますか？</strong></p>
<p><img class="size-full wp-image-1082 alignleft" title="mrnakano05" src="http://www.henshusha.jp/wp-content/uploads/2009/09/mrnakano05.jpg" alt="カードリッジ式万年筆" width="250" height="146" /></p>
<p>これは長年使っている万年筆です。この万年筆はカートリッジ式ではないので、自分でインクをつめるタイプなんです。すぐにインクがなくなってしまうので、面倒なのですが、そうやって手間をかけることが結構好きなんですよね。アナログ派なんです。<br />
<span id="more-1081"></span></p>
<p>一週間の予定は基本的にこの万年筆で書くようにしています。それはもう１０年間以上続けている自分の小さな儀式みたいなもので、ボールペンでサササと書くよりは万年筆で書いたほうが気持ちが引き締まるんです。</p>
<div class="mceTemp">
<dl id="attachment_1083" class="wp-caption alignleft" style="width: 260px;">
<dt class="wp-caption-dt"><img class="size-full wp-image-1083" title="mrnakano04" src="http://www.henshusha.jp/wp-content/uploads/2009/09/mrnakano04.jpg" alt="事務的なデスクの上にキラリと光るペーパーウェイト" width="250" height="250" /></dt>
<dd class="wp-caption-dd">事務的なデスクの上に<br />
キラリと光るペーパーウェイト</dd>
</dl>
</div>
<p>このペーパーウエイトは昔、著者の方からいただいたもので、実用性というよりかはキレイだから気に入って置いています。僕のデスクの横を通りかかった人に「スピリチュアルにはまっているんですか？」とよく聞かれるのですが、クリスタルが幸運を呼ぶとかそういうのではないです（笑）。仕事上、机の上が事務的なものであふれて無機質になりがちなので、こういった視覚的にきれいなペーパーウエイトを置いておくといい気分転換になるんですよね。</p>
<h1>編集者とはサービス業</h1>
<p><strong>——今後のご予定を聞かせてください。</strong></p>
<p>今月（９月）に『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E3%81%8A%E9%87%91%E6%8C%81%E3%81%A1%E3%80%8D100%E4%BA%BA%E3%81%AE%E7%A7%98%E5%AF%86%E3%81%AE%E3%81%8D%E3%81%A3%E3%81%8B%E3%81%91-%E3%83%9E%E3%83%AB%E7%A7%98%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%8F%96%E6%9D%90%E7%8F%AD/dp/4413109317">お金持ち100人の秘密のきっかけ</a>』という本が出ます。『ゼロから億万長者になった』というサブタイトルで、生まれたときに親が資産家であったケースは除外して、裸一貫で大金をつかんできた方々の成功談を取材してそれを集めたものです。乞うご期待！</p>
<div class="amazlet-box" style="margin-bottom:0px;">
<div class="amazlet-image" style="float:left;"><a name="amazletlink"></a></div>
<div class="amazlet-info" style="float:left;margin-left:15px;line-height:120%">
<div class="amazlet-name" style="margin-bottom:10px;line-height:120%"><a name="amazletlink"></a></p>
<div class="amazlet-powered-date" style="font-size:7pt;margin-top:5px;font-family:verdana;line-height:120%">posted with <a title="「お金持ち」100人の秘密のきっかけ" href="http://www.amazlet.com/browse/ASIN/4413109317/90362801-22/ref=nosim/" target="_blank">amazlet</a> at 09.09.18</div>
</div>
<div class="amazlet-detail">マル秘情報取材班<br />
青春出版社<br />
売り上げランキング: 508507</div>
<div class="amazlet-link" style="margin-top: 5px"><a name="amazletlink"></a></div>
</div>
</div>
<p><strong>——それでは、最後に中野さんにとって編集者とはなんでしょうか？</strong></p>
<p>編集者はサービス業だと思っています。いかに読者にとって役に立つものをよりおいしい形で提供するという、根本を突き詰めればクリエーターではなくサービスマンですよね。これからも読者の方に有用な情報をサービスしていきたいと思います。</p>
<p><strong>——どうもありがとうございました。</strong></p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://www.henshusha.jp/2009/09/18/mrnakano05/feed/</wfw:commentRss>
		</item>
		<item>
		<title>プライム涌光（青春出版社）　中野和彦さん＿その4</title>
		<link>http://www.henshusha.jp/2009/09/17/mrnakano04/</link>
		<comments>http://www.henshusha.jp/2009/09/17/mrnakano04/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 17 Sep 2009 01:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>編集部</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[インタビュー【書籍編集者】]]></category>

		<category><![CDATA[プライム涌光]]></category>

		<category><![CDATA[書籍編集者]]></category>

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		<description><![CDATA[時代の鏡となるような企画を考える

——現在はどのような本を作られていますか？
今は新書を中心に作っていて、『日本人のしきたり』と同じインテリジェンスシリーズの教養新書を中心に担当しています。このインテリジェンスシリーズ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<h2>時代の鏡となるような企画を考える</h2>
<p></br><br />
<strong>——現在はどのような本を作られていますか？</strong></p>
<p>今は新書を中心に作っていて、『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%81%97%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%82%8A%E2%80%95%E6%AD%A3%E6%9C%88%E8%A1%8C%E4%BA%8B%E3%80%81%E8%B1%86%E3%81%BE%E3%81%8D%E3%80%81%E5%A4%A7%E5%AE%89%E5%90%89%E6%97%A5%E3%80%81%E5%8E%84%E5%B9%B4%E2%80%A6%E3%81%AB%E8%BE%BC%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%9F%A5%E6%81%B5%E3%81%A8%E5%BF%83-%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B9-%E9%A3%AF%E5%80%89-%E6%99%B4%E6%AD%A6/dp/4413040465">日本人のしきたり</a>』と同じ<a href="http://www.seishun.co.jp/">インテリジェンスシリーズ</a>の教養新書を中心に担当しています。このインテリジェンスシリーズはジャンルを絞るのではなく、今読者が求めているものに応じて幅広い分野を書籍化しています。<span id="more-1075"></span></p>
<p>今でいうと政権も変わり、政治に対する関心が高まっていますよね。７月に出した三宅久之先生著の『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%94%BF%E6%A8%A9%E5%8A%9B-%E9%9D%92%E6%98%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E4%B8%89%E5%AE%85-%E4%B9%85%E4%B9%8B/dp/4413042409/ref=sr_1_1?ie=UTF8&amp;s=books&amp;qid=1253059264&amp;sr=1-1">政権力</a>』は今まさに読者が求めているものだと思っています。  『政権力』についてはおかげさまで順調に売れておりまして５万部を超えました。民主党が政権を取ることになり、政治が切実な問題になっています。普段政治に興味がない人でも、今テレビに映っている永田町では実際にどんなことが行われているんだろうと思う人も少なくないはずです。</p>
<p></br></p>
<div class="amazlet-box" style="margin-bottom:0px;">
<div class="amazlet-image" style="float:left;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413042409/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41slf-d3Z0L._SL160_.jpg" alt="政権力 (青春新書)" style="border: none;" /></a></div>
<div class="amazlet-info" style="float:left;margin-left:15px;line-height:120%">
<div class="amazlet-name" style="margin-bottom:10px;line-height:120%"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413042409/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">政権力 (青春新書)</a>
<div class="amazlet-powered-date" style="font-size:7pt;margin-top:5px;font-family:verdana;line-height:120%">posted with <a href="http://www.amazlet.com/browse/ASIN/4413042409/90362801-22/ref=nosim/" title="政権力 (青春新書)" target="_blank">amazlet</a> at 09.09.16</div>
</div>
<div class="amazlet-detail">三宅 久之 <br />青春出版社 <br />売り上げランキング: 3339</div>
<div class="amazlet-link" style="margin-top: 5px"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413042409/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">Amazon.co.jp で詳細を見る</a></div>
</div>
<div class="amazlet-footer" style="clear: left"></div>
</div>
<p></br></p>
<p>これだけ政治の本が売れる時期もそうないでしょうね。これを『日本人のしきたり』の頃に出したら失敗していたかもしれません。そういう意味でも企画は時代性と強くリンクしているのだなと思います。</p>
<p><strong>——政治って幅広いと思うんですが、どのようなところに注目されたのですか？ </strong></p>
<p>今、マニフェストなど聞こえがいいことを言っていますけど、実際に人や組織が動いているのはそんなきれいごとではないと思ったんです。三宅先生は５０年間政界を間近に見てきた方なので、その裏事情に精通していて、政界の生き字引のような存在です。テレビや新聞で流れている情報の裏側に注目して、三宅先生ならではの生々しい視点で日本の政治の本質について語ってもらいました。</p>
<p>８月発刊の『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%9F1%E9%80%9A%E3%81%A7%E4%BA%BA%E3%82%92%E5%8B%95%E3%81%8B%E3%81%99%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E4%BB%95%E6%8E%9B%E3%81%91-%E9%9D%92%E6%98%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8PLAY-BOOKS-%E6%B5%85%E9%87%8E-%E3%83%A8%E3%82%B7%E3%82%AA/dp/4413019024/ref=sr_1_1?ie=UTF8&amp;s=books&amp;qid=1253059766&amp;sr=1-1">メールの仕掛け</a>』は『政権力』とテーマはまったく違いますが、落しどころは同じなのです。一見ノウハウ本にみえますが、実はメールのテクニックではなくて、その奥にある「人を動かす」とか、「人付き合い」というホスピタリティが裏テーマになっています。</p>
<p></br></p>
<div class="amazlet-box" style="margin-bottom:0px;">
<div class="amazlet-image" style="float:left;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413019024/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51VIVxmUuaL._SL160_.jpg" alt="たった1通で人を動かすメールの仕掛け (青春新書PLAY BOOKS)" style="border: none;" /></a></div>
<div class="amazlet-info" style="float:left;margin-left:15px;line-height:120%">
<div class="amazlet-name" style="margin-bottom:10px;line-height:120%"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413019024/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">たった1通で人を動かすメールの仕掛け (青春新書PLAY BOOKS)</a>
<div class="amazlet-powered-date" style="font-size:7pt;margin-top:5px;font-family:verdana;line-height:120%">posted with <a href="http://www.amazlet.com/browse/ASIN/4413019024/90362801-22/ref=nosim/" title="たった1通で人を動かすメールの仕掛け (青春新書PLAY BOOKS)" target="_blank">amazlet</a> at 09.09.16</div>
</div>
<div class="amazlet-detail">浅野 ヨシオ <br />青春出版社 <br />売り上げランキング: 5</div>
<div class="amazlet-link" style="margin-top: 5px"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413019024/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">Amazon.co.jp で詳細を見る</a></div>
</div>
<div class="amazlet-footer" style="clear: left"></div>
</div>
<p></br></p>
<p>メールというとパソコン上の活字データなので、自分が思いを込めて書いたつもりでも事務的に伝わってしまったり、感情がうまく伝わらないんですよね。そういうささいなやりとりで人間関係を損している人はけっこういるのではないかなと思いました。メールの書き方をちょっと見直すだけで、キラリと目立つのではないか、という話になったんです。当初の企画ではネット恋愛がテーマだったのですが、著者の浅野ヨシオさんと話しているうちに、メールの可能性がどんどん見えてきたのです。</p>
<p>仕事の取引先との付き合い、友人関係、夫婦関係など具体的なケースに絡めて書いてありますから実用性も高いと思います。僕自身もこの本を作りながらいろいろと学びました。この本を読んで、メールの書き方から最終的には人付き合いの極意を吸収していただければと思います。</p>
<p><a href="http://www.henshusha.jp/2009/09/18/mrnakano5/">（続く）</a></p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://www.henshusha.jp/2009/09/17/mrnakano04/feed/</wfw:commentRss>
		</item>
		<item>
		<title>プライム涌光（青春出版社）　中野和彦さん＿その３</title>
		<link>http://www.henshusha.jp/2009/09/16/mrnakano03/</link>
		<comments>http://www.henshusha.jp/2009/09/16/mrnakano03/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 16 Sep 2009 01:00:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>編集部</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[インタビュー【書籍編集者】]]></category>

		<category><![CDATA[プライム涌光]]></category>

		<category><![CDATA[書籍編集者]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.henshusha.jp/?p=1070</guid>
		<description><![CDATA[「要するに」という落しどころ

——多くの人に読んでもらうという点で、『日本人のしきたり』はとても入りやすい内容ですよね。
ありがとうございます。『日本人のしきたり』については敷居を低くすることもそうなのですが、各項目ご [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<h2>「要するに」という落しどころ</h2>
<p></br><br />
<strong>——多くの人に読んでもらうという点で、『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%81%97%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%82%8A%E2%80%95%E6%AD%A3%E6%9C%88%E8%A1%8C%E4%BA%8B%E3%80%81%E8%B1%86%E3%81%BE%E3%81%8D%E3%80%81%E5%A4%A7%E5%AE%89%E5%90%89%E6%97%A5%E3%80%81%E5%8E%84%E5%B9%B4%E2%80%A6%E3%81%AB%E8%BE%BC%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%9F%A5%E6%81%B5%E3%81%A8%E5%BF%83-%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B9-%E9%A3%AF%E5%80%89-%E6%99%B4%E6%AD%A6/dp/4413040465/ref=sr_1_1?ie=UTF8&amp;s=books&amp;qid=1252973779&amp;sr=1-1">日本人のしきたり</a>』はとても入りやすい内容ですよね。</strong></p>
<p>ありがとうございます。『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%81%97%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%82%8A%E2%80%95%E6%AD%A3%E6%9C%88%E8%A1%8C%E4%BA%8B%E3%80%81%E8%B1%86%E3%81%BE%E3%81%8D%E3%80%81%E5%A4%A7%E5%AE%89%E5%90%89%E6%97%A5%E3%80%81%E5%8E%84%E5%B9%B4%E2%80%A6%E3%81%AB%E8%BE%BC%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%9F%A5%E6%81%B5%E3%81%A8%E5%BF%83-%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B9-%E9%A3%AF%E5%80%89-%E6%99%B4%E6%AD%A6/dp/4413040465/ref=sr_1_1?ie=UTF8&amp;s=books&amp;qid=1252973779&amp;sr=1-1">日本人のしきたり</a>』については敷居を低くすることもそうなのですが、各項目ごとに「要はこういうことなのか」と誰でも一度読めば頭に入る内容にこだわりました。じつはこれが僕の本作りにおいて一番重要視していることなんです。一つのテーマを簡潔にまとめて、「これはこういうことなんだね」ということを、読者がすんなりつかめるような本作りを心がけています。<span id="more-1070"></span><br />
</br></p>
<div class="amazlet-box" style="margin-bottom:0px;">
<div class="amazlet-image" style="float:left;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413040465/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/515VH4T765L._SL160_.jpg" alt="日本人のしきたり―正月行事、豆まき、大安吉日、厄年…に込められた知恵と心 (プレイブックス・インテリジェンス)" style="border: none;" /></a></div>
<div class="amazlet-info" style="float:left;margin-left:15px;line-height:120%">
<div class="amazlet-name" style="margin-bottom:10px;line-height:120%"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413040465/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">日本人のしきたり―正月行事、豆まき、大安吉日、厄年…に込められた知恵と心 (プレイブックス・インテリジェンス)</a>
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</div>
<div class="amazlet-detail">飯倉 晴武 <br />青春出版社 <br />売り上げランキング: 10693</div>
<div class="amazlet-link" style="margin-top: 5px"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413040465/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">Amazon.co.jp で詳細を見る</a></div>
</div>
<div class="amazlet-footer" style="clear: left"></div>
</div>
<p></br></p>
<p><strong>——すごくシンプルな構成ですよね。</strong></p>
<p>たくさんの要素を入れすぎると結局何も残らないということがあるので、あえて一つのしきたりに対して、一つのポイントに絞ったのです。例えば、鏡餅一つをとっても、実はそれにまつわるネタはいくつもあるんです。それをいくつも並べるのではなく、一般の生活者が一番覚えておいたほうがいいことや面白いと思われる部分だけを選んで強調しました。</p>
<p><strong>——大ヒット作ですよね。完成したときに手応えはありましたか？ </strong></p>
<p>一見シンプルな構成の本ですけど、企画の立ち上げから完成までに１年もかかりました。トータルで３回ほど大幅な修正をしてもらったんです。ですから、発刊したときは「やっと送り出せた」という思いが強く、むしろあの売れ行きにビックリしたというのが正直なところなのです。</p>
<p>こちらからの多くのリクエストを受け入れてくださった著者の飯倉先生には感謝しています。著者としては譲りたくない部分もあったでしょうし、僕も編集していて、持っていきたい方向性がありました。何度もぶつかり合いつつも両者が納得のいく形まで持っていけたからこそ、満足のいく本が出来て、そこに結果もしっかりついてきてくれたのだと思います。とはいえ、本が出た２００３年からヒットまでに４年間ブランクがあるのですが。</p>
<p><strong>——その４年間に何があったのですか？</strong></p>
<p>制作していた２００２年は日韓ワールドカップがあって、日本全体で愛国心の気運が高まっていた時期でした。『日本人のしきたり』もそれを見据えて作って、２００３年の時点でそこそこは売れていたのですが、爆発的なものにはならなかったんですね。そして４年後の２００７年に新潮社さんが出された『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E3%81%AE%E5%93%81%E6%A0%BC-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E8%97%A4%E5%8E%9F-%E6%AD%A3%E5%BD%A6/dp/4106101416/ref=sr_1_1?ie=UTF8&#038;s=books&#038;qid=1252974270&#038;sr=1-1">国家の品格</a>』がヒットしまして、日本の良さを見直そうという日本回帰の流れがもう一度訪れたのです。その流れにうまくのれたのだと思います。</p>
<p><strong> ——著者の方との上手に付き合うコツはありますか？</strong></p>
<p>僕は決して著者の先生との付き合いがうまいほうとは言えないのですが、いったん相手の意見を受け止めるようには心がけています。著者の先生も時間をかけて、自分なりの考えを持って書いてくださっているので、それに対する理解と敬意を示すことは大前提だと考えます。それを受け入れた上で、読者はこういうことを望んでいるのではないか、と提案するようにしています。</p>
<p>提案する際は自分がこうしたいというよりも、読者側の意見として伝えることが大切ですかね。著者にとってもそこが一番知りたいところですし、本作りで最終的に目指すのは読者に読んでもらうというところでもあるのですから。編集者と著者で「読者の満足」というマイルストーンを共有すればなんとか収められると思っています。</p>
<p><a href="http://www.henshusha.jp/2009/09/17/mrnakano4/">（続く）</a></p>
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		<title>プライム涌光（青春出版社）　中野和彦さん＿その２</title>
		<link>http://www.henshusha.jp/2009/09/15/mrnakano02/</link>
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		<pubDate>Tue, 15 Sep 2009 01:00:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>編集部</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[インタビュー【書籍編集者】]]></category>

		<category><![CDATA[プライム涌光]]></category>

		<category><![CDATA[書籍編集者]]></category>

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		<description><![CDATA[心が動く瞬間を書き留める

——企画はどういうところから立てられますか？
一番多いのは人と話をしているときです。著者の方、ライターの方、もしくは編集プロダクションの担当の方、出版コーディネーターの方と意見交換をしている中 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<h2>心が動く瞬間を書き留める</h2>
<p></br><br />
<strong>——企画はどういうところから立てられますか？</strong></p>
<p>一番多いのは人と話をしているときです。著者の方、ライターの方、もしくは編集プロダクションの担当の方、出版コーディネーターの方と意見交換をしている中で、企画がどんどん膨らんでいくことが多いです。そして、次はその膨らませたものをベースにして時代の流れを考慮して煮詰めていきます。<span id="more-1066"></span></p>
<p><strong>——本を作る上でのこだわりはなんですか？ </strong></p>
<p>ビジネス書や新書は知識を提供するものが多いんですけど、頭で面白いと思うだけではなく、読者に最終的に心に落ちるような本作りをこころがけています。ただ情報が欲しいならインターネットで検索すればいいことを、あえて本を買って読んでもらっている。だから情報の羅列ではなくて、こんな面白い知識を得られてよかったとか、なんだか頭がよくなったような気がするというように、読み終わって本を閉じたときに、いい気分になってもらえることを目指しています。<br />
<strong><br />
——そのこだわりのために普段から気をつけていることはありますか？ </strong></p>
<p>著者と話すときは、自分の心が動いた瞬間をきちんと書き記しておくようにしています。著者の方はその道のプロなので、普通の人がわからないようなことに気がつかず当然と思って話されることがあるんです。だから読者目線で話を聞くようにしています。そうすると著者は簡単に言っているけど、実はすごいということが見えてきます。そのような印象に残ったところがその本の“核”になることが多いです。</p>
<p>あとは、著者の方との会話だけではなくて、日々言葉にはアンテナをはっています。書店でいいタイトルの本を見つけたとき、電車で中刷り広告でいいコピーを見たときは「やられた！」と思うことがあります。それは「こういう言葉を使ったからいい響きなんだ」と頭で考えているのではなくて、直感で心がゆさぶられているのです。そういった感情を動かされたものこそが自分の中に残るんですよね。</p>
<p>それらを書き留めた蓄積は本を作るときに意外と大切になってきます。テーマは違っても、「あの言葉の響きをここに当てはめてみよう」と自分で採取したデータから臨機応変に呼び起こしてくると、意外な化学反応が起きることがあるのです。だからこそ、日々の小さな発見の積み重ねを大切にしているのです。<br />
</br><br />
</br></p>
<h2>一つでも多くのフックを出す</h2>
<p></br><br />
<strong>——他にこだわっていることはありますか？</strong></p>
<p>入り口を広く構えることですね。少しでも多くの読者の興味・関心に引っかかるように、こっちにもあっちにも一つでも多くのフックを出して、対象読者の幅を広げたいと思っています。</p>
<p><strong>——フックとは？</strong></p>
<p>多くの人に興味を持ってもらえるように、いろんな切り口からテーマを提示するのです。例えば『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413037227/naoyadyndnsor-22/ref=nosim/">いい仕事をする人の３つの断り方！</a>』は普段からビジネス書をよく読まれる３０代、４０代男性をまずは意識した本なのですが、従来のビジネス書読者よりももう少し幅を広げて、女性にも手にとっていただけるようなフックを出しました。<br />
</br></p>
<div class="amazlet-box" style="margin-bottom:0px;">
<div class="amazlet-image" style="float:left;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413037227/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41JBb-mdZqL._SL160_.jpg" alt="いい仕事をする人の3つの断り方!" style="border: none;" /></a></div>
<div class="amazlet-info" style="float:left;margin-left:15px;line-height:120%">
<div class="amazlet-name" style="margin-bottom:10px;line-height:120%"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413037227/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">いい仕事をする人の3つの断り方!</a>
<div class="amazlet-powered-date" style="font-size:7pt;margin-top:5px;font-family:verdana;line-height:120%">posted with <a href="http://www.amazlet.com/browse/ASIN/4413037227/90362801-22/ref=nosim/" title="いい仕事をする人の3つの断り方!" target="_blank">amazlet</a> at 09.09.15</div>
</div>
<div class="amazlet-detail">臼井 由妃 <br />青春出版社 <br />売り上げランキング: 66560</div>
<div class="amazlet-link" style="margin-top: 5px"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413037227/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">Amazon.co.jp で詳細を見る</a></div>
</div>
<div class="amazlet-footer" style="clear: left"></div>
</div>
<p></br></p>
<p>まず内容については、「無理なくできる」というところがフックになっています。著者の臼井由妃さんは「面と向かってきっぱりと断るのはやめましょう」というスタンスです。そうすることによって断ることへのストレスが軽減して、無理なく断ることができますよね。そういった女性ならではのやわらかい視点から書いていただきました。</p>
<p>そして何より臼井さんは３億円の借金経営だったのを、年商２０億円を超える企業にまで立て直したという経歴を持っていらっしゃいます。その成功体験に基づいて、控えめがちな日本人でも、気のやさしい女性でも、無理なくできる方法を紹介していただいているので、すごく説得力があります。装丁もビジネス書としてはやわらかめに、休日に女性が外出先で読めるような、暖色を使ったデザインを意識しました。</p>
<p><a href="http://www.henshusha.jp/2009/09/16/mrnakano3/">（続く）</a></p>
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