インタビュー【書籍編集者】
「要するに」という落しどころ
——多くの人に読んでもらうという点で、『日本人のしきたり』はとても入りやすい内容ですよね。
ありがとうございます。『日本人のしきたり』については敷居を低くすることもそうなのですが、各項目ごとに「要はこういうことなのか」と誰でも一度読めば頭に入る内容にこだわりました。じつはこれが僕の本作りにおいて一番重要視していることなんです。一つのテーマを簡潔にまとめて、「これはこういうことなんだね」ということを、読者がすんなりつかめるような本作りを心がけています。
インタビュー【書籍編集者】
心が動く瞬間を書き留める
——企画はどういうところから立てられますか?
一番多いのは人と話をしているときです。著者の方、ライターの方、もしくは編集プロダクションの担当の方、出版コーディネーターの方と意見交換をしている中で、企画がどんどん膨らんでいくことが多いです。そして、次はその膨らませたものをベースにして時代の流れを考慮して煮詰めていきます。
プライム涌光(青春出版社) 中野和彦さん_その2
{ 1 Comment \ Tags: プライム涌光, 書籍編集者 \ 9 月15 }
インタビュー【書籍編集者】
第15回目にご紹介するのは、
株式会社プライム涌光の中野和彦さんです。
『日本人のしきたり』
(青春新書インテリジェンス)
『お客に言えないウラ事情』
『その道のプロが教える裏ワザ読本』
(青春BEST文庫)
などのヒット作を多数ご担当されています。
数々のヒット作の裏側について、本作りのこだわりなどを伺いました。
プライム涌光(青春出版社) 中野和彦さん_その1
{ No Comment \ Tags: プライム涌光, 書籍編集者 \ 9 月14 }
インタビュー【書籍編集者】
新刊『世界一幸福な国 デンマークの暮らし方』
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ーー新刊について教えてください。
8月刊で私が担当した新書は、『世界一幸福な国 デンマークの暮らし方』という北欧の国、デンマークについての本です。著者はデンマークに35年住んでいらっしゃる、バンク・ミケルセン記念財団理事長を務める千葉忠夫さんです。デンマークの人々の生活の満足度は、世界で一番高いと言われていて、その幸せの秘密に迫っていくという話です。
PHP研究所 横田紀彦さん_最終回
{ 1 Comment \ Tags: PHP研究所 \ 9 月11 }
インタビュー【書籍編集者】
大ヒット! 『女性の品格』
女性の品格 (PHP新書)posted with amazlet at 09.09.10坂東 眞理子 PHP研究所 売り上げランキング: 8743Amazon.co.jp で詳細を見る
ーー『女性の品格』の大ヒットも予測不可能でしたか?
予測不可能でしたね。半年ぐらいしてから売れ始めたんですよ。ブームに火がつく前も、ひと月に1回くらいの順調なペースで増刷されていて、この本にはちゃんと読者がいるなと安心はしていました。その安心が、半年後ぐらいから驚きに変わっていったんです。
PHP研究所 横田紀彦さん_その4
{ 1 Comment \ Tags: PHP研究所 \ 9 月10 }
インタビュー【書籍編集者】
帯で差をつける
ーー新書の特徴とは何ですか?
まず見た目でいうと装丁の差がほぼないに等しいということですね。とくに同シリーズ内では著者名とタイトルが違うだけと言っていいでしょう。装丁で差がつかないとなると、帯が重要になってきます。PHP新書の場合は、タイトルの位置の関係で帯の幅を広げるには上限があるのですが、他社さんの新書の帯幅はどんどん広くなってきています。帯が半分以上を占めているものも、めずらしくなくなりました。
あとは帯の色選びも重要で、一時期黄色がとても目立っていました。内容のイメージを色に反映させるときもありますが、書店で本を手に取る読者は、本の内容についてはまだ知らないわけですから、あまり内容に引っ張られすぎないようにしています。僕は本作り全体を通してシンプルなものが好きで、書体は基本的にリュウミンと決めていますし、タイトルも短いものが好きですね。やっぱり新書は中身で勝負ですから。
