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	<title>編集者.jp &#187; 書籍編集者</title>
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	<description>あの本を作った編集者の哲学・仕事術</description>
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		<title>幻冬舎　四本 恭子さん　最終回</title>
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		<pubDate>Mon, 12 Apr 2010 03:13:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[幻冬舎　四本 恭子さん]]></category>
		<category><![CDATA[幻冬舎]]></category>
		<category><![CDATA[書籍編集者]]></category>

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		<description><![CDATA[「なんか気になる」という感覚 ——普段の生活の中で気をつけていることはありますか？ 自分の中にある「なんか気になる」という感覚を大切にしています。 例えば、テレビを見ていても「この人、なんか気になるな」ということがあると [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="main-photo"><img src="http://www.henshusha.jp/wp-content/uploads/main/main_yotumoto.png" alt="幻冬舎　四元 恭子さん" /></div>
<h2>「なんか気になる」という感覚</h2>
<p></br><br />
<strong>——普段の生活の中で気をつけていることはありますか？</strong><br />
</br><br />
自分の中にある「なんか気になる」という感覚を大切にしています。<br />
例えば、テレビを見ていても「この人、なんか気になるな」ということがあると思うんです。書店に行っても、自分にとってあまり興味のあるネタではないけれど、この本がいつも目に留まるとか。すぐその場ではわからなくても、そこにはなにか企画のヒントが潜んでいるような気がします。<span id="more-1734"></span><br />
</br><br />
元々興味のある分野ではないけれど、なぜか気になるという本を手に取って、その本が面白かったら、著者に手紙やメールを送って会っていただいたりもします。無理矢理ネタを探そうとせずに、自分の感覚に従ってみると、いい流れに乗るような気がします。<br />
以前、気になる遠方の著者にふと思い立って連絡してみたところ、たまたま東京に来ていて、すぐに打ち合わせをさせていただいたことがあります。<br />
もちろん、とんとん拍子に進んでいっても、最後に頓挫することもありますが（笑）<br />
</br><br />
<strong>——どこにネタがあるか、わからないということですね</strong><br />
</br><br />
そうですね。でも、本を読んだりテレビを見ているとき、常に「なにか企画のネタはないかな」と意識しているわけではありません。本を読むときには企画云々よりも、その本に集中して、純粋に楽しむようにしています。<br />
これは勝手な思い込みというか私自身に限ったことですが、常に企画を意識していると、逆にいろんなことを心から楽しめなくなるような気がするんです。<br />
</br><br />
<strong>——ベストセラーに共通することがあるとすれば、なんでしょうか？</strong><br />
</br><br />
ベストセラーに共通することがあるとすれば、新しい視点とタイミングですかね。やはり斬新な視点や考え方、価値観を提示できないと、ベストセラーにはならない気がします。その上でタイミングもすごく大事で、例えばテレビの影響も大きいですよね。でもテレビで取り上げられたからといって、必ずヒットするというわけでもありません。司会者やゲストが絶賛するとか、VTRで上手に取り上げられるなどの強い訴えがないと効果がないこともありますから、こればっかりは予測できないですよね。<br />
</br><br />
<strong>——愛用されているグッズはありますか？</strong><br />
</br><br />
シールがすごく好きなんです。幼稚園児のときにシール集めに燃えていたのですが、ここにきて再燃しました。ゲラを送ったりするときに、お気に入りの一筆箋にメッセージを書いて、シールでゲラに貼ると、やっているほうも楽しいし、見るほうも少しは楽しんでもらえるんじゃないかと。<br />
以前、著者に写真をお借りしたことがあって、その写真をお返したときに、一筆箋にお礼を書いて、シールで貼っておきました。そのあとにテレビ収録でお邪魔する機会があり、その著者のアルバムを見る機会があったんです。すると、そのアルバムに私が書いた一筆箋とシールが、写真と一緒に貼られていて。それを見たときは、著者の心遣いに感激しましたね。<br />
</br><br />
<div id="attachment_1738" class="wp-caption alignnone" style="width: 210px"><a href="http://www.henshusha.jp/wp-content/uploads/2010/04/MsYotsumoto3.jpg"><img class="size-full wp-image-1738" title="MsYotsumoto" src="http://www.henshusha.jp/wp-content/uploads/2010/04/MsYotsumoto3.jpg" alt="" width="200" height="150" /></a><p class="wp-caption-text">思いを伝えるシールと一筆箋</p></div><br />
<strong>——気持ちが伝わったんでしょうね。</strong><br />
</br><br />
うれしいですよね。会社には一応、社名入りの便せんと封筒がありますが、それだと事務的になるような気がして。著者に少しでも喜んでもらえたらうれしいし、なにより一筆箋にメッセージを書いたり、シールを貼ったりするのが楽しいんです。<br />
</br><br />
<strong>——それでは最後に今後のビジョンを聞かせてください。</strong><br />
</br><br />
作ったことがない分野の本を作ってみたいと思っています。その中でも興味があるのがタレント本や小説、翻訳本です。タレント本は撮影の手配やアポ取りなどすごく大変だと聞きますが、だからこそ一度チャレンジしてみたいです。<br />
小説は、せっかく作れる環境にいるので、一度は作ってみたいと思います。ただ、好きな作家にはすでに担当者がいるので、新人作家を発掘すべく、アンテナははっておきたいと思っています。<br />
また、以前翻訳会社にいたこともあるので、自分で翻訳はしないにしても、一冊でもいいから翻訳本を世に送り出してみたいな、とも思っています。<br />
実際に、両隣や前に座っている同僚は、ビジネス書や自己啓発書以外にも、楽しそうにタレント本や翻訳本、小説なども作っているので、いい刺激になりますね。<br />
</br><br />
<strong>——ありがとうございました。</strong></p>
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		</item>
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		<title>幻冬舎　四本 恭子さん　vol.4</title>
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		<pubDate>Mon, 05 Apr 2010 01:00:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator>編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[幻冬舎　四本 恭子さん]]></category>
		<category><![CDATA[幻冬舎]]></category>
		<category><![CDATA[書籍編集者]]></category>

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		<description><![CDATA[新書は内容で勝負！ ——単行本だけでなく、新書も担当されているとうかがいました。 最初に作った新書は、岡田尊司さんが書いた『境界性パーソナリティ障害』です。以前岡田先生が書かれた『パーソナリティ障害』の本を読んで面白いと [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="main-photo"><img src="http://www.henshusha.jp/wp-content/uploads/main/main_yotumoto.png" alt="幻冬舎　四元 恭子さん" /></div>
<h2>新書は内容で勝負！</h2>
<p></br><br />
<strong>——単行本だけでなく、新書も担当されているとうかがいました。</strong><br />
</br><br />
最初に作った新書は、岡田尊司さんが書いた<a href="http://www.amazon.co.jp/%E5%A2%83%E7%95%8C%E6%80%A7%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E9%9A%9C%E5%AE%B3-%E5%B9%BB%E5%86%AC%E8%88%8E%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B2%A1%E7%94%B0-%E5%B0%8A%E5%8F%B8/dp/4344981227">『境界性パーソナリティ障害』</a>です。以前岡田先生が書かれた<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E2%80%95%E3%81%84%E3%81%8B%E3%81%AB%E6%8E%A5%E3%81%97%E3%80%81%E3%81%A9%E3%81%86%E5%85%8B%E6%9C%8D%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%8B-PHP%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B2%A1%E7%94%B0-%E5%B0%8A%E5%8F%B8/dp/4569635253/ref=sr_1_1?ie=UTF8&amp;s=books&amp;qid=1270424236&amp;sr=1-1">『パーソナリティ障害』</a>の本を読んで面白いと思い、お住まいの京都までお話を聞きに伺いました。<span id="more-1698"></span><br />
</br><br />
</br></p>
<div class="amazlet-box" style="margin-bottom:0px;">
<div class="amazlet-image" style="float:left;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344981227/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/418ilWFKoBL._SL160_.jpg" alt="境界性パーソナリティ障害 (幻冬舎新書)" style="border: none;" /></a></div>
<div class="amazlet-info" style="float:left;margin-left:15px;line-height:120%">
<div class="amazlet-name" style="margin-bottom:10px;line-height:120%"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344981227/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">境界性パーソナリティ障害 (幻冬舎新書)</a>
<div class="amazlet-powered-date" style="font-size:7pt;margin-top:5px;font-family:verdana;line-height:120%">posted with <a href="http://www.amazlet.com/browse/ASIN/4344981227/90362801-22/ref=nosim/" title="境界性パーソナリティ障害 (幻冬舎新書)" target="_blank">amazlet</a> at 10.04.05</div>
</div>
<div class="amazlet-detail">岡田 尊司 <br />幻冬舎 <br />売り上げランキング: 5608</div>
<div class="amazlet-link" style="margin-top: 5px"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344981227/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">Amazon.co.jp で詳細を見る</a></div>
</div>
<div class="amazlet-footer" style="clear: left"></div>
</div>
<p></br><br />
「パーソナリティ障害」の一つである「境界性パーソナリティ障害」の話を聞きに行ったのですが、私の知人で、いま思えばアスペルガー症候群だと思える人の話をしました。本人に悪気はないのに、ことごとく言葉で人を傷つけてしまう。KYの極端な例ですね。すると岡田先生が「それは『境界性パーソナリティ障害』ではなく、『アスペルガー症候群』かもしれないですね」とおっしゃいました。</p>
<p>症状名は聞いたことありましたが、実情はよく知りませんでした。ですが、聞けば聞くほど、知人の言動と一致する。そこで、『境界性パーソナリティ障害』とは別に、『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%BC%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4-%E5%B9%BB%E5%86%AC%E8%88%8E%E6%96%B0%E6%9B%B8-6-2-%E5%B2%A1%E7%94%B0-%E5%B0%8A%E5%8F%B8/dp/4344981421/ref=sr_1_1?ie=UTF8&amp;s=books&amp;qid=1270424304&amp;sr=1-1">アスペルガー症候群</a>』についても書いてもらうことになりました。京都でいきなり２冊分の依頼をしてしまったんです。<br />
</br><br />
</br></p>
<div class="amazlet-box" style="margin-bottom:0px;">
<div class="amazlet-image" style="float:left;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344981421/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/418SKcoWyPL._SL160_.jpg" alt="アスペルガー症候群 (幻冬舎新書 お 6-2)" style="border: none;" /></a></div>
<div class="amazlet-info" style="float:left;margin-left:15px;line-height:120%">
<div class="amazlet-name" style="margin-bottom:10px;line-height:120%"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344981421/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">アスペルガー症候群 (幻冬舎新書 お 6-2)</a>
<div class="amazlet-powered-date" style="font-size:7pt;margin-top:5px;font-family:verdana;line-height:120%">posted with <a href="http://www.amazlet.com/browse/ASIN/4344981421/90362801-22/ref=nosim/" title="アスペルガー症候群 (幻冬舎新書 お 6-2)" target="_blank">amazlet</a> at 10.04.05</div>
</div>
<div class="amazlet-detail">岡田 尊司 <br />幻冬舎 <br />売り上げランキング: 1686</div>
<div class="amazlet-link" style="margin-top: 5px"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344981421/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">Amazon.co.jp で詳細を見る</a></div>
</div>
<div class="amazlet-footer" style="clear: left"></div>
</div>
<p></br><br />
現在、『境界性パーソナリティ障害』が５刷24000部、『アスペルガー症候群』が12刷102000部までいきました。これだけ反響があるということは実際に苦しんでいる関係者も多いということにもなるので、そういった人たちの心が少しでも軽くなるといいなと思っています。<br />
</br><br />
</br><br />
<strong>——『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E8%84%B3%E3%81%AB%E6%82%AA%E3%81%847%E3%81%A4%E3%81%AE%E7%BF%92%E6%85%A3-%E5%B9%BB%E5%86%AC%E8%88%8E%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E3%81%AF-5-1-%E6%88%90%E4%B9%8B/dp/4344981448/ref=sr_1_1?ie=UTF8&amp;s=books&amp;qid=1270424408&amp;sr=1-1">脳に悪い７つの習慣</a>』も好調ですね。</strong><br />
</br><br />
</br></p>
<div class="amazlet-box" style="margin-bottom:0px;">
<div class="amazlet-image" style="float:left;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344981448/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/4119MkNVCRL._SL160_.jpg" alt="脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)" style="border: none;" /></a></div>
<div class="amazlet-info" style="float:left;margin-left:15px;line-height:120%">
<div class="amazlet-name" style="margin-bottom:10px;line-height:120%"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344981448/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)</a>
<div class="amazlet-powered-date" style="font-size:7pt;margin-top:5px;font-family:verdana;line-height:120%">posted with <a href="http://www.amazlet.com/browse/ASIN/4344981448/90362801-22/ref=nosim/" title="脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)" target="_blank">amazlet</a> at 10.04.05</div>
</div>
<div class="amazlet-detail">林 成之 <br />幻冬舎 <br />売り上げランキング: 101</div>
<div class="amazlet-link" style="margin-top: 5px"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344981448/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">Amazon.co.jp で詳細を見る</a></div>
</div>
<div class="amazlet-footer" style="clear: left"></div>
</div>
<p></br><br />
この本はタイトル、テーマが決まるまで、３回ほど林先生のところに伺い、お話しをさせていただきました。最初は「脳をあやつる～」「脳を活かす～」という内容を考えていたのですが、林先生が「脳にいい本ばかりだから、『脳に悪い～』のほうがいいんじゃない？」とおっしゃい、「それでいきましょう！」と即決しました。</p>
<p>おかげさまで35万部突破となりました。新書には読者カードがついていないのですが、封書の手紙がたくさん届き、うれしく読ませていただいています。<br />
</br><br />
<strong>——新書とビジネス書。作るうえで大きな違いはなんでしょうか。</strong></p>
<p>ビジネス書や自己啓発本は見せ方を考えます。イラストや図版を使ったりして、見て楽しめるということも大きなポイントだと思うからです。</p>
<p>新書は基本的に文字で勝負。読ませる内容を意識しています。ですから、内容によって単行本と新書で適切な方を選ぶようにしています。両方に携われるのはすごく恵まれていると感じています。<br />
</br><br />
</br><br />
</br></p>
<h2>意外な著者探しのルーツ</h2>
<p></br><br />
<strong>——著者はどうやって見つけられていますか？</strong></p>
<p>オーソドックスなんですが、やはり本から見つけることが多いですね。なんか面白そうと気になったり、興味を持ったテーマがあったら、それについてネットで調べたり、書店に行ってそのジャンルの書籍を手に取って、その著者に実際にお会いするという感じですね。</p>
<p>その他の方法として、<a href="http://www.sunmark.co.jp/">サンマーク出版</a>の高橋朋宏さんから「面白い著者は面白い人を知っているから、著者に紹介してもらうといいよ」というお話をうかがいました。いままで知人には、誰か面白い人はいませんか、と聞いていたのですが、著者には聞いたことがなかったので、目からウロコでしたね。<br />
</br><br />
<a href="http://www.henshusha.jp/2010/04/12/kyoko_yotsumoto-05/">（続く）</a></br><br />
</br><br />
</br></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
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		<title>幻冬舎　四本 恭子さん　vol.2</title>
		<link>http://www.henshusha.jp/2010/03/23/kyoko_yotsumoto-02/</link>
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		<pubDate>Tue, 23 Mar 2010 01:00:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[幻冬舎　四本 恭子さん]]></category>
		<category><![CDATA[幻冬舎]]></category>
		<category><![CDATA[書籍編集者]]></category>

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		<description><![CDATA[決定事項はメモを見て確認を ――ご今だから言える失敗談などはありますか？ 編集プロダクション時代、高須光聖さんにアポをとるために初めて電話したときの話です。 高須さんから待ち合わせ場所を「セルリアンタワー」と指定されて、 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="main-photo"><img src="http://www.henshusha.jp/wp-content/uploads/main/main_yotumoto.png" alt="幻冬舎　四元 恭子さん" /></div>
<h2>決定事項はメモを見て確認を</h2>
<p></br><br />
<strong>――ご今だから言える失敗談などはありますか？</strong><br />
<a href="http://www.henshusha.jp/2010/03/15/kyoko_yotsumoto-01/">編集プロダクション時代</a>、高須光聖さんにアポをとるために初めて電話したときの話です。<span id="more-1636"></span><br />
高須さんから待ち合わせ場所を「セルリアンタワー」と指定されて、電話で話しながら近くにあった紙にメモはしていたんですが、会社に着くころには、頭の中で勝手に「セレスティンホテル」に置きかわっていて。撮影をお願いしたカメラマンにも「セレスティンホテル」と伝えており、高須さんに送った確認用のFAXにも「セレスティンホテル」と書いてしまったんです。ご本人とお会いできる！　と舞い上がっていたのですね（笑）。<br />
</br><br />
<strong>――それでどうなさったんですか？</strong><br />
取材前日の夜10時ぐらいに「セルリアンタワー、11時」と書いてある走り書きのメモを自宅で発見して、場所を間違えていたことに気がついたんです。慌てて高須さんに電話をしましたが、つながらない。失礼を承知で電話し続け、夜中の２時ごろにやっとつながり、高須さんにお詫びをして間違いを訂正しました。<br />
カメラマンには朝に電話をして事情を話し、すぐに撮影のためのロケハンをしました。いまとなってはいい思い出です。<br />
高須さんはそのときの写真を気に入ってくださったようで、ご自身の本の奥付やHPにも使ってくれたりと、我ながらうまくピンチをチャンスにできたのではないかと思っています（笑）<br />
ただし、それからは、決定事項はその場で手帳に書き込むようにしています。記憶に頼ってはダメだと学習しましたね。<br />
</br><br />
</br></p>
<h2>好奇心とフットワークが鍵</h2>
<p></br><br />
<strong>――編集者になるために身につけておいた方がいいスキルなどはありますか？</strong><br />
やはり、好奇心ではないでしょうか。よく言われることですが、自分にあてはめて考えても改めてそうだなと思います。好奇心は持とうと思って持てるものではないので、編集者になりたいけど、好奇心があまりないと思う人は、いろいろな情報を見たり、聞いたりしてみてはどうでしょうか。そうすることによって、自然と湧き上がってくることもあると思います。<br />
</br><br />
<strong>――では、四本さんも好奇心が旺盛ですか？</strong><br />
そうですね。小学生のときに、トロンボーンの音が出る仕組みが不思議でしょうがなくて、どうやったら音が出るのか、どうやって曲を弾いているのかを知りたいと思ったんです。その理由で吹奏楽部に入部しました。<br />
そうやってわからないことや不思議に感じたことがあったら、すぐに後先を考えずに行動してしまいます。まずは自分で試してみたいと思うんですね。<br />
</br><br />
<strong>――好奇心にともなった行動力も必要ということでしょうか？</strong><br />
そうですね。フットワークの軽さは重要だと思います。<br />
</br><br />
<strong>――好奇心と仕事とはどのように絡んでくるのでしょうか？</strong><br />
私の場合、好奇心や興味、疑問から本を作ろうと思うことが多いですね。たとえば「人」にすごく興味があるので、なぜこの人はこういう考え方をするんだろう、と疑問に思ったら、心理学に関する本などを読んだりします。そこでその著者が面白いことを書いていたら、別の切り口で書いてもらうことはできないかな？　とか、自分が疑問に思っている切り口で書いてもらうことは可能かな？　という視点から本作りに発展していきます。好奇心から始まることが多いです。<br />
</br><br />
<strong>――では、企画は好奇心から立てられるんですか？</strong><br />
それが多いですね。ただ、自分の興味関心だけではどうしてもジャンルが偏ってしまうので、最近はあえて苦手な分野や、興味のない分野の棚に行って、タイトルに惹かれた本や、目に留まった本を読んでみて、違った切り口を考えるようにはしています。<br />
</br><br />
<strong>――どういった分野の本を読まれているんですか？</strong><br />
最近は経済関連の本を読むこともあります。経済の本は難しいからと、あまり読んでいなかったのですが、やはり経済は、世の中の流れを知るうえでも大事だと思うようになりました。<br />
いつか経済の本を作りたいなと思いつつ、コツコツと売れている本や、読みやすい本から読んでいます。そうすると自分の中に、ある程度ベースができて、実際に面白いと思えるようになってきました。<br />
</br><br />
<strong>――慣れみたいなものでしょうか？</strong><br />
そうですね。少しずつ知識が増えてくると、最初はわからなったこともわかるようになり、理解も深まってきますよね。そうすると、自分が成長しているのが感じられて、やる気もわいてきます。<br />
</br><br />
<a href="http://www.henshusha.jp/2010/03/29/kyoko_yotsumoto-03/">（続く）</a></br><br />
</br><br />
</br></p>
]]></content:encoded>
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		<title>幻冬舎　四本 恭子さん　vol.1</title>
		<link>http://www.henshusha.jp/2010/03/15/kyoko_yotsumoto-01/</link>
		<comments>http://www.henshusha.jp/2010/03/15/kyoko_yotsumoto-01/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 15 Mar 2010 01:00:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator>編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[幻冬舎　四本 恭子さん]]></category>
		<category><![CDATA[幻冬舎]]></category>
		<category><![CDATA[書籍編集者]]></category>

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		<description><![CDATA[第18回目にご紹介するのは、 幻冬舎の四本恭子さんです。 『「また会いたい」と思われる人の38のルール』 『社員のモチベーションは上げるな！』 などのヒット作を多数担当されています。 洗練された雰囲気と親しみやすい語り口 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="main-photo"><img src="http://www.henshusha.jp/wp-content/uploads/main/main_yotumoto.png" alt="幻冬舎　四元 恭子さん" /></div>
<p><strong>第18回目にご紹介するのは、<br />
<a href="http://www.gentosha.co.jp/">幻冬舎</a>の四本恭子さんです。<br />
</br><br />
『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344017404/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">「また会いたい」と思われる人の38のルール</a>』<br />
『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344017110/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">社員のモチベーションは上げるな！</a>』<br />
などのヒット作を多数担当されています。<br />
</br><br />
洗練された雰囲気と親しみやすい語り口の自然体でお仕事をされている女性です。<br />
引きつけられるタイトルのコツや、ヒット作のエピソードを紹介していただきました。</strong><br />
</br><br />
</br><br />
<span id="more-1625"></span></p>
<h2>取材とライティングをイチから学んだ編プロ時代</h2>
<p></br><br />
<strong>――編集者になられて何年目ですか？</strong></p>
<p>編集プロダクション時代も含めると、６年目になります。<br />
</br><br />
<strong>――では、一番最初は編集プロダクションに？</strong><br />
いえ、東京の大学を卒業してからは、地方銀行で外国為替を担当し、そのあとは個人や法人の融資をしていました。１年半後、東京へ遊びに行き、転職活動をしていた友人と求人情報を見ていたら、翻訳会社の募集を発見。英語が好きだったし東京で働きたいということもあって応募してみたところ、すぐに来て欲しいと言われたので、銀行を辞めてそこで３年間働きました。<br />
そのあとはデザイン会社に転職して、DTPで本作り三昧。そのうちにだんだんと編集という仕事に興味を持つようになり、編集プロダクションに移りました。<br />
</br><br />
<strong>――デザイン会社を経て、編集に。編集という仕事を初めてされたときはどうでしたか？</strong><br />
編集プロダクションにはDTPができるということで雇っていただいたのですが、もちろん取材をしたことも、原稿を書いたこともありません。<br />
ところが、入社していきなり社長から「１カ月間で多摩のパン屋のガイドブックを作ってほしい。取材、執筆、DTPを含めて」と言われました。会社に入りたてで何も知らないということもあり、うっかり「わかりました」と答えてしまいました。<br />
</br><br />
それからはとても大変でしたね。取材はもちろんのこと、写真を撮り、原稿を書いて、それを自分でDTPで組まなくてはならない。「多摩のパン屋」ということもあり、パン屋情報も自分で集めなければならなかったので、ネットや雑誌で調べたり、掲示板に書き込みしたりして情報を集めました。<br />
原稿を書くのも初めてだったので、社長にものすごい量の赤字を入れられ、紙が真っ赤に。しかも社長の赤字が読めないこともあり、泣きそうになりました（笑）<br />
取材を終えてへとへとになった後に書いていたので、もはや原稿ではなかったんでしょうね。いま思えば、日記のようなものだったと思います（笑）。</p>
<p>最低でも１日３軒は取材しないと、入稿に間に合わない。でも原稿が完成しても、次はDTPが待っている。途方にくれた私は、社長に「DTPまでやるのは無理です」と言いました。そうしたら「やっぱりそうだよね」と言われて。社長は、厳しいとはわかっていながらも、チャレンジする場を設けたいと思っていたみたいです。<br />
</br><br />
その社長からはたくさんの刺激を受けました。女性で60歳を過ぎても現役バリバリで、取材にも行ってました。化粧品関連の撮影現場では、首にタオルを巻いて、誰よりもはしゃいでいましたね（笑）<br />
そんな社長のもとでの２年間で、かなり鍛えられたと思います。<br />
</br><br />
</br></p>
<h2>無給でもやりたいと思えた仕事</h2>
<p></br><br />
<strong>――編集プロダクションでは、ほかにどのような本をやられていたんですか？</strong><br />
グルメや旅、人物に焦点をあてたものが多かったですね。取材でグアムやオーストラリアに行ったときには、プライベート旅行とは比にならないくらいの優雅な日々を過ごすことができ、役得だと大喜びしていました。<br />
</br><br />
その中でも一番楽しかったのが、某電機メーカーが毎月発行している小冊子の仕事で、本を紹介することでした。自分が好きな本の著者にアポをとってインタビューするという夢のような仕事。しかも、その小冊子は毎月16万部発行という比較的大きな媒体だったので、依頼をすると大体OKの返事をもらえたんです。<br />
</br><br />
<strong>――会ってみたい方がいらっしゃったんですか？</strong><br />
たくさんいました。当時一番会いたかったのが、高須光聖さんです。ダウンタウンのテレビ番組の放送作家をしている方です。「放送室」というラジオ番組を７～８年ほど松本人志さんとやられていて、大好きな番組だったので、その方にアポが取れたときはすごくうれしかったですね。そのときは、政府系小冊子の「話題の人」という４ページの特集で紹介させてもらいました。<br />
</br><br />
<strong>――では、会いたかった方に実際に取材されたんですね！</strong><br />
そうなんです。取材が終わった後、あまりやってはいけないと知りつつ、握手をしてもらったり、一緒に写真を撮ってもらったりしました。新人だから許されたのかもしれません（笑）。<br />
</br><br />
編プロ時代は、体力的には相当きつかったんですが、本当に楽しくて、無給でもやるだろうな、と思いながら働いていました。それって純粋にこの仕事が好きだということなのかもしれませんね。<br />
</br><br />
<strong>――なぜ編集プロダクションから版元に転職されようと思ったのですか？</strong><br />
編プロ時代に、「ずっと編集者として働きたいなら、いずれは版元に行ったほうがいいよ」というアドバイスをもらったんです。理由を聞くと、「自分の作った雑誌や本が、どうやって売れていくのかまで、わかったほうがいい」と言われたんです。<br />
最初はピンとこなかったんですが、好奇心だけは旺盛なので版元に興味がわいてきて、ダメもとで応募してみたら受かって、出版社で働くことになりました。<br />
<a href="http://www.asa21.com/">あさ出版</a>というビジネス書を扱う版元で２年働いて、その後は現在の幻冬舎に至ります。<br />
</br><br />
<a href="http://www.henshusha.jp/2010/03/23/kyoko_yotsumoto-02/">（続く）</a></br><br />
</br><br />
</br></p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://www.henshusha.jp/2010/03/15/kyoko_yotsumoto-01/feed/</wfw:commentRss>
		<slash:comments>1</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>三笠書房　清水 篤史さん　最終回</title>
		<link>http://www.henshusha.jp/2010/02/01/mrshimizu05/</link>
		<comments>http://www.henshusha.jp/2010/02/01/mrshimizu05/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 01 Feb 2010 01:00:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[三笠書房　清水 篤史さん]]></category>
		<category><![CDATA[三笠書房]]></category>
		<category><![CDATA[書籍編集者]]></category>

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		<description><![CDATA[待望の新刊！ ――新刊について紹介してください。 『頭のいい質問「すぐできる」コツ』を１０月（２００９年）に、『頭がいい人の10倍パソコン術』を１１月（２００９年）に刊行しました。それぞれ、よく売れた『頭のいい説明「すぐ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="main-photo"><img src="http://www.henshusha.jp/wp-content/uploads/main/main_shimizu.png" alt="三笠書房　清水 篤史 さん" /></div>
<h2>待望の新刊！</h2>
<p></br><br />
<strong>――新刊について紹介してください。</strong></p>
<p>『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E9%A0%AD%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%84%E8%B3%AA%E5%95%8F%E3%80%8C%E3%81%99%E3%81%90%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%80%8D%E3%82%B3%E3%83%84-%E7%9F%A5%E7%9A%84%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%8B%E3%81%9F%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%B6%B4%E9%87%8E-%E5%85%85%E8%8C%82/dp/4837978193">頭のいい質問「すぐできる」コツ</a>』を１０月（２００９年）に、『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E9%A0%AD%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%84%E4%BA%BA%E3%81%AE10%E5%80%8D%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3%E8%A1%93%E2%80%95%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%81%AF%E3%80%8C%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%9F3%E7%A7%92%E3%80%8D%E3%82%92%E6%9C%89%E5%8A%B9%E3%81%AB%E4%BD%BF%E3%81%86-%E4%B8%AD%E5%B1%B1-%E7%9C%9F%E6%95%AC/dp/4837923402">頭がいい人の10倍パソコン術</a>』を１１月（２００９年）に刊行しました。それぞれ、よく売れた『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E9%A0%AD%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%84%E8%AA%AC%E6%98%8E%E3%80%8C%E3%81%99%E3%81%90%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%80%8D%E3%82%B3%E3%83%84%E2%80%95%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%80%81%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%81%8C%E5%87%BA%E3%82%8B-%E7%9F%A5%E7%9A%84%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%8B%E3%81%9F%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%B6%B4%E9%87%8E-%E5%85%85%E8%8C%82/dp/4837977510">頭のいい説明「すぐできる」コツ</a>』と『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%9F3%E7%A7%92%E3%81%AE%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3%E8%A1%93-%E7%9F%A5%E7%9A%84%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%8B%E3%81%9F%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%B8%AD%E5%B1%B1-%E7%9C%9F%E6%95%AC/dp/4837977103">たった３秒のパソコン術</a>』の第二弾企画です。これから第三弾、第四弾とシリーズとして続けていって、それを会社の一つのブランドにつなげていきたいという思いで作りました。<br />
<span id="more-1483"></span><br />
</br><br />
</br></p>
<div class="amazlet-box" style="margin-bottom:0px;">
<div class="amazlet-image" style="float:left;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837978193/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41zQoLOd4DL._SL160_.jpg" alt="頭のいい質問「すぐできる」コツ (知的生きかた文庫)" style="border: none;" /></a></div>
<div class="amazlet-info" style="float:left;margin-left:15px;line-height:120%">
<div class="amazlet-name" style="margin-bottom:10px;line-height:120%"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837978193/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">頭のいい質問「すぐできる」コツ (知的生きかた文庫)</a>
<div class="amazlet-powered-date" style="font-size:7pt;margin-top:5px;font-family:verdana;line-height:120%">posted with <a href="http://www.amazlet.com/browse/ASIN/4837978193/90362801-22/ref=nosim/" title="頭のいい質問「すぐできる」コツ (知的生きかた文庫)" target="_blank">amazlet</a> at 10.02.01</div>
</div>
<div class="amazlet-detail">鶴野 充茂 <br />三笠書房 <br />売り上げランキング: 2700</div>
<div class="amazlet-link" style="margin-top: 5px"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837978193/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">Amazon.co.jp で詳細を見る</a></div>
</div>
<div class="amazlet-footer" style="clear: left"></div>
</div>
<p></br><br />
</br></p>
<p>『頭のいい質問「すぐできる」コツ』は、目の前の相手と理解し合いたいという思いはあるのだけれど、テクニックが不足しているために、誤解を生んでいることが結構あるのではないか、という考えから生まれました。想定読者を３０代のビジネスパーソンに絞り、先程お話しした「読んですぐわかる、すぐできる」を意識して本づくりをしました。第二弾企画の難しいところは、第一弾に似すぎず、違いすぎず、という匙かげんでしょうね。<br />
</br><br />
<strong>――前回の『頭のいい説明「すぐできる」コツ』と違うところはどこでしょうか？</strong><br />
「自分は説明が下手だな」と思う人はたくさんいると思いますが、「質問が下手だな」と思う人はそんなにたくさんいないと思います。その意味で「説明」より「質問」のほうが難易度が高いんでしょうね。レベルの高いテーマを扱っているので、いかに読者目線でわかりやすく説明するかというところに神経をそそぎました。</p>
<p>たとえば「なぜ？」「なぜでしょうか？」という質問はあまりいい質問ではないという項目があります。「なぜ失敗したんだろう？」と質問するよりは、「失敗した最大の原因はなんだろう？」といったように、「相手が考えやすくなる質問」がいいわけですね。ただ、そう書いただけではわかりにくいので、具体例をたくさんあげて、ビフォー、アフターを比較できるようにして、読者が「質問の効果」がすぐわかるような構成にしています。<br />
</br><br />
<strong>――うまく説明や質問をするって、できそうでできないことですよね。</strong><br />
その「できそうでできない」というのがポイントだと思います。読者は自分が「絶対できない」ものについての本は、さほど必要としていないと思います。でも、「できそうでできない」というのが一番悔しいし、本を読めばなんとかなるかもと思いますよね。</p>
<p></br><br />
</br></p>
<div class="amazlet-box" style="margin-bottom:0px;">
<div class="amazlet-image" style="float:left;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837923402/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51GNGbAG6BL._SL160_.jpg" alt="頭がいい人の10倍パソコン術―できる人は「たった3秒」を有効に使う" style="border: none;" /></a></div>
<div class="amazlet-info" style="float:left;margin-left:15px;line-height:120%">
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</div>
<div class="amazlet-detail">中山 真敬 <br />三笠書房 <br />売り上げランキング: 12211</div>
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</div>
<div class="amazlet-footer" style="clear: left"></div>
</div>
<p></br><br />
<strong>――『頭がいい人の10倍パソコン術』はどうですか？</strong><br />
これは、本作りのモットーである「読んですぐわかる、すぐできる」を形にしようとした本です。一番こだわったのはタイトル、サブタイトル、帯コピーでいかに即効性を訴求するかという点です。このような本を買う人はパソコンが苦手な人が多いと思うんですよ。タイトルで「パソコン」という文字を見ただけで、腰が引けるということもあるはずです。だから『できる人は「たった３秒」を有効に使う』という、パソコンが苦手な人でも安心できるような文言を、あえて表紙にもってきました。帯にも「仕事も効率も満足も１０倍になるんです！」という即効性を謳ったコピーを入れました。シンプルな表現を使うことで、読者に親しみやすさも感じていただけると思います。<br />
</br><br />
</br></p>
<div class="amazlet-box" style="margin-bottom:0px;">
<div class="amazlet-image" style="float:left;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837923100/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51tRCltFRaL._SL160_.jpg" alt="働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」" style="border: none;" /></a></div>
<div class="amazlet-info" style="float:left;margin-left:15px;line-height:120%">
<div class="amazlet-name" style="margin-bottom:10px;line-height:120%"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837923100/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」</a>
<div class="amazlet-powered-date" style="font-size:7pt;margin-top:5px;font-family:verdana;line-height:120%">posted with <a href="http://www.amazlet.com/browse/ASIN/4837923100/90362801-22/ref=nosim/" title="働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」" target="_blank">amazlet</a> at 10.02.02</div>
</div>
<div class="amazlet-detail">稲盛和夫 <br />三笠書房 <br />売り上げランキング: 360</div>
<div class="amazlet-link" style="margin-top: 5px"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837923100/90362801-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">Amazon.co.jp で詳細を見る</a></div>
</div>
<div class="amazlet-footer" style="clear: left"></div>
</div>
<p></br><br />
<strong>――単行本で担当された<a href="http://www.kyocera.co.jp/inamori/profile/index.html">稲盛和夫京セラ名誉会長</a>の『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E5%83%8D%E3%81%8D%E6%96%B9%E2%80%95%E3%80%8C%E3%81%AA%E3%81%9C%E5%83%8D%E3%81%8F%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%80%8D%E3%80%8C%E3%81%84%E3%81%8B%E3%81%AB%E5%83%8D%E3%81%8F%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%80%8D-%E7%A8%B2%E7%9B%9B%E5%92%8C%E5%A4%AB/dp/4837923100">働き方</a>』については どうですか？</strong><br />
この本は、ある意味、プロダクトアウト型の発想で生まれた企画ですね。これまでお話したマーケットイン型の企画スタンスとはちょっと違います。バブル経済が崩壊して、長期不況が１０年にも及んだあたりから、日本人の人生観、労働観が大きく変化してきたように思います。その過程で、高度経済成長期には美徳とされていた「汗をかいて働く」ことが疎んじられるようになり、「労せずして大金を得たい」という風潮が強くなってきたように感じます。ただ、そういった価値観の変化が人間を幸せにしているようには決して見えなかった。そのような時代状況に生きるビジネスパーソンに対し、京セラの稲盛和夫名誉会長に、「なぜ働くのか」「いかに働くのか」という「働くことの意義・原理原則」をわかりやすく説いていただこう──というのが、この企画の起点でした。この４月（２００９年）に刊行して以来、着実に版を重ね、御蔭さまで、現在１２万部を突破しています。</p>
<p></br><br />
</br></p>
<h2>愛用のホッチキス　ー主力のビジネスツール</h2>
<p></br><br />
<strong>――愛用のグッズを紹介していただいてもいいですか？</strong></p>
<p>このホッチキスは学生のアルバイトの方から１０年ぐらい前にいただいたものです。就職されて辞められるときにいただいて、それ以来僕の愛用品になっているんです。<br />
</br><br />
<div id="attachment_1528" class="wp-caption alignleft" style="width: 260px"><img src="http://www.henshusha.jp/wp-content/uploads/2010/02/img_93303.jpg" alt="フラットクリンチホッチキス" title="img_93303" width="250" height="250" class="size-full wp-image-1528" /><p class="wp-caption-text">フラットクリンチホッチキス</p></div><br clear ="all"><br />
</br><br />
これは「フラットクリンチホッチキス」といって、ベーシックなホッチキスとは少し違うんですよ。束が少し分厚くてもとめられるんです。２５枚ぐらいなら平気でとめられますね。仕事を進める上で手放せません。<br />
</br></p>
<p><strong>――それを使ってどのようにお仕事を進められているのですか？</strong><br />
もちろん、パソコンの画面上でも仕事をしますが、僕はアナログ派なので、実際に紙で原稿をチェックする機会が多いんです。そしてわかりやすいようにゲラを１章ごとにホッチキスでとめています。ですから、僕の今の仕事の進め方にはとってもぴったりなツールですね。もしくは、彼がこのいいホッチキスをプレゼントしてくれたことによって、そういう仕事の進め方になったのかもしれません。非常に重宝しています。</p>
<p>機能性という理由だけではなくて、僕は人からいただいたものは大切にするんです。なぜなら、人からいただいたものを使うと、その人のお力もお借りできるんですよ。何かしら思いがおありにあって僕にプレゼントしてくれたわけですから、その思いを仕事に生かせればと思っているんです。</p>
<p></br><br />
</br></p>
<h2>面白がれば面白くなる！</h2>
<p></br><br />
<strong>――清水さんの今後のビジョンを聞かせてください。</strong></p>
<p>仕事は楽しんでやる、それに尽きます。楽しくなければいい本を作ろうという情熱もわきません。楽しめるかどうかは自分次第です。だから、楽しがる。つらいときも、面白がれば、面白くなるんですよ。あと、先日、ある著者の先生から「今後、不景気で１２００円の本を買う人は今後減るかもしれないが、だからこそ６００円の本を２冊買う人は増えていくかもしれない」といった一見矛盾する読者の購買心理のお話をお聞きしました。今後は、価格とテーマの組み合わせといったものも考えていきたいですね。<br />
</br><br />
<strong>――ありがとうございました。</strong></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>三笠書房　清水 篤史さん　vol.4</title>
		<link>http://www.henshusha.jp/2010/01/25/mrshimizu04/</link>
		<comments>http://www.henshusha.jp/2010/01/25/mrshimizu04/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 25 Jan 2010 01:00:44 +0000</pubDate>
		<dc:creator>編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[三笠書房　清水 篤史さん]]></category>
		<category><![CDATA[三笠書房]]></category>
		<category><![CDATA[書籍編集者]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.henshusha.jp/?p=1471</guid>
		<description><![CDATA[理解不可能な本こそが原動力 ――普段気をつけていることはありますか？ 編集者としての基本ですが、書店には定期的に足を運ぶようにしています。ウィークデーはなかなか時間がとれないので、週末に書店にリサーチに行きます。 もちろ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="main-photo"><img src="http://www.henshusha.jp/wp-content/uploads/main/main_shimizu.png" alt="三笠書房　清水 篤史 さん" /></div>
<h2>理解不可能な本こそが原動力</h2>
<p><strong>――普段気をつけていることはありますか？</strong></p>
<p>編集者としての基本ですが、書店には定期的に足を運ぶようにしています。ウィークデーはなかなか時間がとれないので、週末に書店にリサーチに行きます。<br />
<span id="more-1471"></span><br />
もちろんネットから書籍の情報を入手することもできますが、やっぱり本はアナログの物体ですから、実物を触って中を広げて見ないことにはイメージできません。そして本の装丁を考えるときも、その本単体のデザインだけではなくて、書店でどんな本に囲まれて並ぶか、というバランスも重要になってきますから、売り場には頻繁に行きますね。<br />
</br><br />
書店に行くと斬新な本をたくさん目の当たりにします。装丁の使い方、タイトルなど、中には理解不可能なものもあります（笑）。でも、そういった理解不可能なものが僕の原動力にもなるんです。「こんな発想があるのか！」と焦るんです。そうすると、僕はせっかちなのですぐ仕事をしたくなるんですよ（笑）。そうやって自分を追い込んでいるのかもしれません。<br />
</br><br />
</br></p>
<h2>責了日まで諦めない！</h2>
<p><strong>――ベストセラーに法則があるとすれば、何だと思われますか？</strong><br />
それに即答できれば、実際の仕事で苦労をしなくてもすむんですが。法則なんかないんじゃないですか。ただ、ベストセラーを生み出している編集者と話していて感じるのは、例外なく情熱的な方ばかりですね。彼ら、彼女らのお話を聞いていると、ベストセラーは「編集者の情熱」からのみ生まれるように思います。つまり、情熱のある編集者はベストセラーを出すし、ベストセラーは情熱のある編集者が編集をするということですね。<br />
</br><br />
<strong>――情熱とは何でしょうか？</strong><br />
情熱とは、その本について、著者よりも誰よりも、一番真剣に深く考えているということだと思います。僕の中で「責了日までは諦めない」という標語があるんですよ。著者の先生は原稿を書いたら、もしくはゲラを戻したら終わりですけど、編集者は終わりではないんです。いくら会社がOKを出しても、著者がOKを出しても、僕は責了直前の最後まで考えます。本は最後の最後までどうなるかわからないし、逆に言えばどうにでもなるんです。もしかしたら、直前になって帯コピーのいい文言が浮かぶかもしれない。読者のニーズにもっと近づけるコピーが浮かぶかもしれない。<br />
</br><br />
<strong>――責了日まで考えることが尽きないですね。</strong><br />
僕がまだ若い頃、同じ年代の編集者が何人か集まって仕事の話をしたことがあるんです。そこで、「本のタイトルが決まった後、どこに一番力を入れるべきか」という話になったんですね。「俺は前書きだな」とか「俺は帯コピー」「いや、冒頭の一行だ」などなど、みんないろんな意見を言っていたわけです。僕は「見出しですね」と言ったと思います。そして、その日から何年も経ったあとに、ようやく答えのようなものがわかったんですよ。それは、その話し合いで出た、すべてのことなんです。どれか一つではなくて、その全部に力を入れることが情熱のある編集者なのだと思います。本というものは、工夫をこらせばこらすほどいいものになると僕は考えています。そして、その本についてそこまで真剣に考えるのは担当編集者しかいないですよ。本作りに終点はないのでしょうね。<br />
</br><br />
</br><br />
<a href="http://www.henshusha.jp/2010/02/01/mrshimizu05/">（続く）</a></br><br />
</br><br />
</br></p>
]]></content:encoded>
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		<title>三笠書房　清水 篤史さん　vol.3</title>
		<link>http://www.henshusha.jp/2010/01/18/mrshimizu03/</link>
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		<pubDate>Mon, 18 Jan 2010 01:00:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator>編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[三笠書房　清水 篤史さん]]></category>
		<category><![CDATA[三笠書房]]></category>
		<category><![CDATA[書籍編集者]]></category>

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		<description><![CDATA[１つでも多くの意見を出す ――本作りをする上で意識していることはなんですか？ 「１つでも多くの意見を出すこと」でしょうか。僕がまだ３０歳くらいのときの話ですが、ベテランの校正者の方に「校正者の能力はどこでわかると思うか？ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="main-photo"><img src="http://www.henshusha.jp/wp-content/uploads/main/main_shimizu.png" alt="三笠書房　清水 篤史 さん" /></div>
<h2>１つでも多くの意見を出す</h2>
<p><strong>――本作りをする上で意識していることはなんですか？</strong></p>
<p>「１つでも多くの意見を出すこと」でしょうか。僕がまだ３０歳くらいのときの話ですが、ベテランの校正者の方に「校正者の能力はどこでわかると思うか？」という問いかけをされたことがあります。<br />
<span id="more-1457"></span><br />
その答えは「校正者の能力は赤字の量に正比例する」。「同じ原稿を読んでも、優秀な校正者が読めば赤字は多いし、そうでない校正者が読めば赤字は少ない」とおっしゃっていました。そこであまのじゃくな僕は「でも、出来のいい原稿だったら、校正者の優劣に関係なく、赤字の量は少ないんじゃないんですか？」と聞いたんです。すると「優秀な校正者は赤字を見つけ出すんだよ」と言われました。<br />
</br><br />
そして次に「優秀な編集者はどこでわかるのか？」と問いかけられたのです。すると、答えはずばり「編集者の能力は意見の量に正比例する」。「なるほどな」と思いました。企画に対する意見、タイトルに対する意見、著者に対する意見、装丁に関する意見などなど、意見の数が多いということは、それだけ「考えている」ということですからね。当然、「引き出しの数」も増えるし、「理想的な答」にも近づく。ですからそれ以来、一つでも多くの改善点を見つけて、まず自分自身に意見を言うようにしてきました。<br />
</br><br />
僕は、編集者の意見は「本づくりの起点」だと思います。ただ、その起点がどちらの方向に行くかを決めるのは編集者だけではない。理想的な本づくりをするには、著者、上司、同僚、デザイナーなどなど、複数の人たちの意見を通過させるべきですよね。その中でも、担当編集者が一番最初にテーゼ、こだわりと言ってもいいでしょう。意見を出すべきですよね。それに対して「いいね」と言われるときもあれば、時には「それよりも、こうなんじゃないか」というアンチテーゼが返ってくることもある。それを揉んでいくと、より「理想的な答え」、つまり、ジンテーゼに昇華されるわけです。<br />
</br><br />
</br></p>
<h2>朝令暮改できるスキル</h2>
<p><strong>――編集者に向いている性格は？　また編集者が持っておくべきスキルなどありますか？</strong><br />
編集者に向き、不向きはないと思います。だいたい僕は１つの物差しで人を測るというのは好きではないんです。人様々なので、いろんなタイプの編集者がいると思います。スキルについて言えば、「朝令暮改できるスキル」というのは必要かもしれません。先程、こだわりについて話しましたが、編集者としてこだわりを持つことはとても大切だと思うんですよ。でも、それと同じくらい、「こだわりを捨てるこだわり」も必要だと思います。言い換えると、本のために「人の意見を聞けるスキル」ですね。<br />
</br><br />
例えば、一昨年の文庫ベストセラー『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%9F3%E7%A7%92%E3%81%AE%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3%E8%A1%93-%E7%9F%A5%E7%9A%84%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%8B%E3%81%9F%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%B8%AD%E5%B1%B1-%E7%9C%9F%E6%95%AC/dp/4837977103/ref=sr_1_1?ie=UTF8&amp;s=books&amp;qid=1262678042&amp;sr=1-1">たった３秒のパソコン術</a>』は朝令暮改の一例と言えるかもしれません。この本は２色刷りで、一般的に２色刷りの場合は、見やすく、やわらかい印象になるという理由から、マゼンダ（赤）など、暖色系を使うことが多いんです。そこで、僕は「マゼンダ（赤）を使います」と著者の中山先生に確認したところ、「シアン（青）でいきたい」とおっしゃったんです。なぜかというと、電車の中で本を読むとき、マゼンダ（赤）だと隣の人が反射的にチラッと見るので、本に集中できないとおっしゃるんですね。「なるほど」と思いましたね。本が好きな人は、本を読んでいる時間は自分の世界に入り込みたいという方が多いと思います。そこで「シアン（青）でいきたい」という新鮮な意見をいただき、“朝令暮改”したんですよ。<br />
</br><br />
</br></p>
<style type="text/css">.amonya-box{padding:0;} .amonya-box *{margin:0;padding:0;}</style>
<div class="amonya-box" style="width:500px;border:solid #CCCCCC 1px;">
<div style="width:500px;">
<div style="width:120px;overflow:hidden;text-align:center;float:left;">
<div style="padding:5px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837977103/90362801-22/ref=nosim/" name="amonya-simg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4837977103.09._SCTZZZZZZZ_.jpg" alt="たった3秒のパソコン術 (知的生きかた文庫)" border="0" /></a></div>
</div>
<div style="width:380px;float:left;text-align:left;">
<div style="padding:5px;"><span style="font-size:14px;font-weight:bold;line-height:120%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837977103/90362801-22/ref=nosim/" target="_blank">「たった3秒のパソコン術 (知的生きかた文庫)」</a><br /></span><span style="font-size:12px;line-height:120%;">&nbsp;[文庫]<br />&nbsp;著者：中山 真敬<br />&nbsp;出版：三笠書房<br />&nbsp;発売日：2008-04-21<br />&nbsp;価格：￥ 630<br /></span><span style="font-size:10px;font-family:Verdana;line-height:200%;">&nbsp;by <a href="http://www.amonya.com/" target="_blank">ええもん屋.com</a></span></div>
</div>
</div>
<div style="clear:both;"></div>
</div>
<p></br><br />
</br><br />
つまり、大切なのは、「どうやったら自分の意見を通せるか」ではなくて、「どうやったら読者に喜ばれるか」ということなのです。ですから「これは違うんじゃないか」と言われたら、僕はコロっと意見を変えるときもありますよ。よく「気が変わるの早いね」などと言われるんですけど、それは真っ当な意見、読者に役立つ意見に納得しただけなんですよね。「読者のために反対意見を受け入れられる人」こそが、読者目線に立てる人ではないでしょうか。<br />
</br><br />
</br><br />
<a href="http://www.henshusha.jp/2010/01/25/mrshimizu04/">（続く）</a></br><br />
</br><br />
</br></p>
]]></content:encoded>
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		<title>三笠書房　清水 篤史さん　vol.2</title>
		<link>http://www.henshusha.jp/2010/01/12/mrshimizu02/</link>
		<comments>http://www.henshusha.jp/2010/01/12/mrshimizu02/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 12 Jan 2010 01:00:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator>編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[三笠書房　清水 篤史さん]]></category>
		<category><![CDATA[三笠書房]]></category>
		<category><![CDATA[書籍編集者]]></category>

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		<description><![CDATA[指示型から提案型へ &#8211; これが仕事の流れを変えた！ ――新人時代のエピソードを聞かせてください。 時代の風潮かもしれませんが、当時、僕の上司は、「本作りにおいては、編集者が一番最初にテーゼ、つまり命題なり意見 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="main-photo"><img src="http://www.henshusha.jp/wp-content/uploads/main/main_shimizu.png" alt="三笠書房　清水 篤史 さん" /></div>
<h2>指示型から提案型へ &#8211; これが仕事の流れを変えた！</h2>
<p><strong>――新人時代のエピソードを聞かせてください。</strong></p>
<p>時代の風潮かもしれませんが、当時、僕の上司は、「本作りにおいては、編集者が一番最初にテーゼ、つまり命題なり意見なりを出す」という考え方を持っていました。<br />
<span id="more-1407"></span><br />
それをふまえて、まずは編集者が見本原稿を書くということをやっていたんです。見本原稿とは、編集者がはじめに第一原稿を書いて、著者に僭越ながら「このように書いてほしい」と、その名の通り見本になるよう原稿のことです。自分なりの最高のものを上司に見せて、上司の確認がとれたものを著者に見せるわけですが、たいがい「これが見本か！」となじられるんですよ。その度に、自分が会社や著者の要求に応えられていないな、という悔しさを感じていました。それが僕にとって一番最初の大きな壁でしたね。<br />
</br><br />
ところが、なじられているうちに、こちらも要領が掴めてくる。いろんなことが見えるようになってくる。僕は最初から１００点満点の原稿を持っていこうとしていたんです。「このように書いてください」というスタンスで、著者の先生に原稿を見せていたわけです。ここが間違いだったんですね。<br />
</br><br />
理想的な見本原稿とは、「読者はこういう原稿を読みたがっているんです」ということを著者の先生に伝えるものなんです。つまりは&#8221;指示型&#8221;の見本原稿ではなくて、「こういう原稿を読んでみたい」という&#8221;提案型&#8221;の見本原稿にするべきだと気づいたんです。例えば、見本原稿だからといって、原稿を全部は書かないようにする。「ここに、読者の指針とするべく、先生がお考えになる、現代の２０代サラリーマンの最大の長所と最大の欠点を一つずつお書きください。」などと、大筋の方針だけ書いておいて、あとは空欄にしておくのです。すると著者の先生も原稿を書きやすくなるんです。<br />
</br><br />
見本原稿を&#8221;提案型&#8221;に変えた途端、仕事がスムーズに進むようになりました。ついこの間まで僕をなじっていた著者の方が、すごくのってきてくれて、「君がこういう切り口で考えるのなら、こういった内容を入れてみてはどうか」などと、積極的に提案をいただけるようになりました。こちらからテーゼ、意見を問うことで、モチベーションを高く維持していただけたのだと思います。</p>
<p></br><br />
</br></p>
<h2>「読んですぐわかる、すぐできる」</h2>
<p><strong>――本を作る上でのこだわりはなんですか？</strong><br />
「読んですぐわかる、すぐできる」をモットーに本作りをしています。現在の書籍文化の一つの源をおつくりになった<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E5%90%89%E6%99%B4%E5%A4%AB">神吉晴夫</a>・光文社第２代社長の「神吉イズム」を、若い頃はずいぶんと教えられました。その神吉氏の言葉に「すべての本は実用書である。小説でさえも実用書である」というものがあります。最近は、この言葉をかなり意識していますね。それで「読んですぐわかる、すぐできる」。ただ、「読んですぐ理解できる」というのは当たり前です。さらに「すぐできる」というのがポイントになる。例えば歴史の本を作るときでも、「すぐ理解できる」という教養書としての側面に加えて、「すぐできる」という実用書としての側面も意識しています。その実用性とは「ただの会話のネタになる」といったレベルでもいい。読者にとってすぐ実践できるという方向性で作っています。</br><br />
</br><br />
<strong>――「読んですぐわかる、すぐできる」本とはどのようなものですか？</strong><br />
「すぐわかる、すぐできる」なので、結論から入ることを常に意識しています。文章の起承転結という言葉がありますよね。僕の想定読者層を考えると、「起承転結はちょっとまどろっこしいかな」と思うのです。現代の読者は時間に追われていて、答えを早急に知りたがっている方が多いので、「大切なことは始めに書く」を意識しています。それが「すぐわかる」原稿につながると思います。それについてはまさしく、昨年の文庫本ベストセラー『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E9%A0%AD%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%84%E8%AA%AC%E6%98%8E%E3%80%8C%E3%81%99%E3%81%90%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%80%8D%E3%82%B3%E3%83%84%E2%80%95%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%80%81%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%81%8C%E5%87%BA%E3%82%8B-%E7%9F%A5%E7%9A%84%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%8B%E3%81%9F%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%B6%B4%E9%87%8E-%E5%85%85%E8%8C%82/dp/4837977510">頭のいい説明「すぐできる」コツ</a>』にも書いてあることと一致します。<br />
</br><br />
</br></p>
<style type="text/css">.amonya-box{padding:0;} .amonya-box *{margin:0;padding:0;}</style>
<div class="amonya-box" style="width:500px;border:solid #CCCCCC 1px;">
<div style="width:500px;">
<div style="width:120px;overflow:hidden;text-align:center;float:left;">
<div style="padding:5px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837977510/90362801-22/ref=nosim/" name="amonya-simg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4837977510.09._SCTZZZZZZZ_.jpg" alt="頭のいい説明「すぐできる」コツ―今日、結果が出る! (知的生きかた文庫)" border="0" /></a></div>
</div>
<div style="width:380px;float:left;text-align:left;">
<div style="padding:5px;"><span style="font-size:14px;font-weight:bold;line-height:120%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837977510/90362801-22/ref=nosim/" target="_blank">「頭のいい説明「すぐできる」コツ―今日、結果が出る! (知的生きかた文庫)」</a><br /></span><span style="font-size:12px;line-height:120%;">&nbsp;[文庫]<br />&nbsp;著者：鶴野 充茂<br />&nbsp;出版：三笠書房<br />&nbsp;発売日：2008-11-20<br />&nbsp;価格：￥ 600<br /></span></div>
</div>
</div>
<div style="clear:both;"></div>
</div>
<p></br><br />
</br><br />
内容的にも「ワンニーズ、ワンテーマ」を意識して、できるだけシンプルな本作りをすることを心がけています。今は一冊の本に対する購読ニーズがはっきりとしていて、著者の魅力を一冊で全部知ろうという人はあまりいないと思うんです。ですから、無理に著者の魅力をすべて詰め込もうとするのではなくて、ポイントを絞って読者ニーズをしっかりと満たすことを第一義に考えています。</p>
<p></br><br />
</br><br />
<a href="http://www.henshusha.jp/2010/01/18/mrshimizu03/">（続く）</a></br><br />
</br><br />
</br></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>三笠書房　清水 篤史さん　vol.1</title>
		<link>http://www.henshusha.jp/2010/01/05/mrshimizu01/</link>
		<comments>http://www.henshusha.jp/2010/01/05/mrshimizu01/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 05 Jan 2010 01:00:32 +0000</pubDate>
		<dc:creator>編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[三笠書房　清水 篤史さん]]></category>
		<category><![CDATA[三笠書房]]></category>
		<category><![CDATA[書籍編集者]]></category>

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		<description><![CDATA[第１６回目にご紹介するのは、 三笠書房の清水篤史さんです。 『頭のいい説明「すぐできる」コツ』、 『たった３秒のパソコン術』 などのヒット作を多数ご担当されています。 ベテラン編集者ならではの広い見解と 深い哲学をお伺い [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="main-photo"><img src="http://www.henshusha.jp/wp-content/uploads/main/main_shimizu.png" alt="三笠書房　清水 篤史 さん" /></div>
<p></br><br />
<img class="size-full wp-image-1399 alignnone" title="mrshimizu" src="http://www.henshusha.jp/wp-content/uploads/2009/12/mrshimizu.jpg" alt="三笠書房　清水篤史さん" width="250" height="250" /></br><br />
</br><br />
<strong>第１６回目にご紹介するのは、</strong></br><br />
<strong><a href="http://www.mikasashobo.co.jp/">三笠書房</a>の清水篤史さんです。</strong></br><br />
</br><br />
<strong>『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E9%A0%AD%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%84%E8%AA%AC%E6%98%8E%E3%80%8C%E3%81%99%E3%81%90%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%80%8D%E3%82%B3%E3%83%84%E2%80%95%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%80%81%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%81%8C%E5%87%BA%E3%82%8B-%E7%9F%A5%E7%9A%84%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%8B%E3%81%9F%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%B6%B4%E9%87%8E-%E5%85%85%E8%8C%82/dp/4837977510">頭のいい説明「すぐできる」コツ</a>』、</strong></br><br />
<strong>『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%9F3%E7%A7%92%E3%81%AE%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3%E8%A1%93-%E7%9F%A5%E7%9A%84%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%8B%E3%81%9F%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%B8%AD%E5%B1%B1-%E7%9C%9F%E6%95%AC/dp/4837977103">たった３秒のパソコン術</a>』</strong></br><br />
</br><br />
<strong>などのヒット作を多数ご担当されています。</strong></br><br />
</br><br />
<strong>ベテラン編集者ならではの広い見解と<br />
深い哲学をお伺いしました！</strong><br />
</br><br />
</br><br />
<span id="more-1398"></span></p>
<h2>大切なのは「目の前にはないもの」</h2>
<p></br><br />
<strong>――編集者になられて何年目ですか？</strong><br />
約２０年になります。</br><br />
</br><br />
<strong>――編集者になろうと思ったきっかけはなんですか？</strong><br />
もともと「本好き」で、学生時代から「本作りに携わりたい」という漠然とした思いがありました。ただ、自分は性格的にも能力的にも作家でなく、作家と読者を結びつける「橋」とも言うべき編集者に向いているだろうと、勝手に思っていましたね。しかも、作家と読者をただ「結びつける」のではなく、原稿に付加価値を加えて、その「出会い」をさらに有意義なものにしたいと、生意気なことを考えていた覚えがあります。</br><br />
</br><br />
<strong>――どんな本を作りたいと思われたのですか？</strong><br />
いきなり大上段に振りかぶって恐縮ですが、学生時代、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を愛読していたんですね。この一冊によって「書籍の持っている可能性」に目覚めたと言えます。当時、僕は純真な青年だったので、影響を受けやすかったのでしょう。この小説、１９世紀ロシアのある田舎町を舞台に、縦横無遇に多種多様なストーリーが目まぐるしく展開するんです。とにかく濃い。さらにテンションが高い。一冊の本の中に、「保守と革新」「聖的なものと悪魔的なもの」「親と子」「兄と弟」「男と女」、それぞれの対立、相克、愛憎などなど、これでもかと言わんばかりにたくさんのテーマが入っているんです。</br><br />
</br><br />
で、読んでいるうちにふと思ったんです。この小説、きっと、いつの時代の、どの世代の人が読んでも、必ずどこかに「自分の問題」を見つけることができるはずだと。つまり、誰が読んでも「共感できる部分」が一つはある本だと思ったんです。『カラマーゾフの兄弟』は文学ですが、文学でなくても、このようなスケールの大きな本を作れないだろうかと、そんなとんでもなく生意気なことを考えていましたね。平たく言えば、親でも子でも、男でも女でも、どんな人が読んでも面白いと思ってもらえるような、そんな本作りがしたいと思っていたわけですが。</br><br />
</br><br />
<strong>――学生時代はどんなアルバイトをされていましたか？</strong><br />
家庭教師から始まって、水泳のコーチ、参考書会社のアシスタントなどなど、いろんなことをやってましたね。中でも、コンビニエンスストアのアルバイトは印象に残ってます。影響を受けやすかったのでしょう。実際、コンビニのアルバイト体験は現職にとても役立っていると思います。一言で言えば、「お客さん目線」、つまり「読者目線」で考えるということ。「売りたいものは売れない。買いたいものが売れる」といったことを勉強させていただきましたね。</br><br />
</br><br />
書籍編集というのは、ある意味、孤独な作業が多く、仕事の過程で「書店さんの売り場」や「読者の顔」が見えなくなってくることがあるんですよね。そんなとき「お客さん目線」「読者目線」で考える。「自分が売りたいもの」でなく「書店さんが並べたいもの」「読者が買いたいもの」をイメージしてみる。具体的には、今、自分が作っている本が、書店さんのどのコーナーに、どんな本の隣に並ぶのか。さらには、その本を見た読者はどう感じるかをイメージしてみるんです。すると、結構、軌道修正ができるときがあるんです。典型的なマーケットイン型の発想ではありますが。</br><br />
</br><br />
そしてもう一つ、この体験では、「目の前にないものを考える」「目の前にないものを探す」ということを学びました。僕がお世話になった店長はとてもアグレッシブな方で、「一番売れる商品は店内にはない」という考え方の持ち主でしたから。「自分の店にある商品で一番売れる商品は何か」ではなく、「自分の店にない商品で一番売れそうな商品は何か」といった発想をされてましたね。当然、かなり影響を受けました。</br><br />
</br><br />
これって、編集でも同じことが言えると思うんです。原稿が上がってきたとき、「もしかしたら、この中にないものが一番大切なことなのかもしれない」と考えるようにしています。「自分の原稿にない情報で、一番必要な情報は何か」という発想ですね。たとえば、著者の先生やライターさんに企画を考えてもらおうと、弊社の目録を渡すことがあるんですが、そのとき、半分本気、半分冗談で「あんまりじっくり見なくていいですよ。そこに来年のベストセラーはありませんから。それは先生に考えていただきたいんです」と言うんです。読者の嗜好の移り変わりが激しいこの時代、目録の延長線上にベストセラーがあるかについて僕は懐疑的です。来年はまったく違うブームがくるだろうし、同じ一年でも前期と後期では読者傾向が変わりますからね。つまり、僕らは、「目の前にないものを考え」なければならないわけです。</br><br />
</br><br />
当時は、小売店でのアルバイト体験がこんなふうに後の仕事に生きてくるとは考えもしませんでしたし、まさかこんなふうに人に話すことになろうとは想像だにしていませんでした。ですから、学生時代は業種にとらわれずに、積極的に幅広い経験を積むことが大切だと思います。</br><br />
</br><br />
</br></p>
<style type="text/css">.amonya-box{padding:0;} .amonya-box *{margin:0;padding:0;}</style>
<div class="amonya-box" style="width:500px;border:solid #CCCCCC 1px;">
<div style="width:500px;">
<div style="width:120px;overflow:hidden;text-align:center;float:left;">
<div style="padding:5px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837977510/90362801-22/ref=nosim/" name="amonya-simg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4837977510.09._SCTZZZZZZZ_.jpg" alt="頭のいい説明「すぐできる」コツ―今日、結果が出る! (知的生きかた文庫)" border="0" /></a></div>
</div>
<div style="width:380px;float:left;text-align:left;">
<div style="padding:5px;"><span style="font-size:14px;font-weight:bold;line-height:120%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837977510/90362801-22/ref=nosim/" target="_blank">「頭のいい説明「すぐできる」コツ―今日、結果が出る! (知的生きかた文庫)」</a><br /></span><span style="font-size:12px;line-height:120%;">&nbsp;[文庫]<br />&nbsp;著者：鶴野 充茂<br />&nbsp;出版：三笠書房<br />&nbsp;発売日：2008-11-20<br />&nbsp;価格：￥ 600<br /></span><span style="font-size:10px;font-family:Verdana;line-height:200%;">&nbsp;by <a href="http://www.amonya.com/" target="_blank">ええもん屋.com</a></span></div>
</div>
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</div>
<div class="amonya-box" style="width:500px;border:solid #CCCCCC 1px;margin-top:5px;">
<div style="width:500px;">
<div style="width:120px;overflow:hidden;text-align:center;float:left;">
<div style="padding:5px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837977103/90362801-22/ref=nosim/" name="amonya-simg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4837977103.09._SCTZZZZZZZ_.jpg" alt="たった3秒のパソコン術 (知的生きかた文庫)" border="0" /></a></div>
</div>
<div style="width:380px;float:left;text-align:left;">
<div style="padding:5px;"><span style="font-size:14px;font-weight:bold;line-height:120%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837977103/90362801-22/ref=nosim/" target="_blank">「たった3秒のパソコン術 (知的生きかた文庫)」</a><br /></span><span style="font-size:12px;line-height:120%;">&nbsp;[文庫]<br />&nbsp;著者：中山 真敬<br />&nbsp;出版：三笠書房<br />&nbsp;発売日：2008-04-21<br />&nbsp;価格：￥ 630<br /></span></div>
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<div style="clear:both;"></div>
</div>
<p></br><br />
<a href="http://www.henshusha.jp/2010/01/12/mrshimizu02/">（続く）</a></br><br />
</br><br />
</br></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
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		<title>プライム涌光（青春出版社） 中野 和彦さん　最終回</title>
		<link>http://www.henshusha.jp/2009/09/18/mrnakano05/</link>
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		<pubDate>Fri, 18 Sep 2009 01:00:23 +0000</pubDate>
		<dc:creator>編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[プライム涌光（青春出版社） 中野 和彦さん]]></category>
		<category><![CDATA[プライム涌光]]></category>
		<category><![CDATA[書籍編集者]]></category>

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		<description><![CDATA[愛用、万年筆とペーパーウェイト ——「オススメのグッズ」は何かありますか？ これは長年使っている万年筆です。この万年筆はカートリッジ式ではないので、自分でインクをつめるタイプなんです。すぐにインクがなくなってしまうので、 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="main-photo"><img src="http://www.henshusha.jp/wp-content/uploads/main/main_nakano.png" alt="プライム涌光　中野 和彦 さん" /></div>
<h1>愛用、万年筆とペーパーウェイト</h1>
<p><strong>——「オススメのグッズ」は何かありますか？</strong></p>
<p><img class="size-full wp-image-1082 alignleft" title="mrnakano05" src="http://www.henshusha.jp/wp-content/uploads/2009/09/mrnakano05.jpg" alt="カードリッジ式万年筆" width="250" height="146" /></p>
<p>これは長年使っている万年筆です。この万年筆はカートリッジ式ではないので、自分でインクをつめるタイプなんです。すぐにインクがなくなってしまうので、面倒なのですが、そうやって手間をかけることが結構好きなんですよね。アナログ派なんです。<br />
<span id="more-1081"></span></p>
<p>一週間の予定は基本的にこの万年筆で書くようにしています。それはもう１０年間以上続けている自分の小さな儀式みたいなもので、ボールペンでサササと書くよりは万年筆で書いたほうが気持ちが引き締まるんです。</p>
<div class="mceTemp">
<dl id="attachment_1083" class="wp-caption alignleft" style="width: 260px;">
<dt class="wp-caption-dt"><img class="size-full wp-image-1083" title="mrnakano04" src="http://www.henshusha.jp/wp-content/uploads/2009/09/mrnakano04.jpg" alt="事務的なデスクの上にキラリと光るペーパーウェイト" width="250" height="250" /></dt>
<dd class="wp-caption-dd">事務的なデスクの上に<br />
キラリと光るペーパーウェイト</dd>
</dl>
</div>
<p>このペーパーウエイトは昔、著者の方からいただいたもので、実用性というよりかはキレイだから気に入って置いています。僕のデスクの横を通りかかった人に「スピリチュアルにはまっているんですか？」とよく聞かれるのですが、クリスタルが幸運を呼ぶとかそういうのではないです（笑）。仕事上、机の上が事務的なものであふれて無機質になりがちなので、こういった視覚的にきれいなペーパーウエイトを置いておくといい気分転換になるんですよね。</p>
<h1>編集者とはサービス業</h1>
<p><strong>——今後のご予定を聞かせてください。</strong></p>
<p>今月（９月）に『<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E3%81%8A%E9%87%91%E6%8C%81%E3%81%A1%E3%80%8D100%E4%BA%BA%E3%81%AE%E7%A7%98%E5%AF%86%E3%81%AE%E3%81%8D%E3%81%A3%E3%81%8B%E3%81%91-%E3%83%9E%E3%83%AB%E7%A7%98%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%8F%96%E6%9D%90%E7%8F%AD/dp/4413109317">お金持ち100人の秘密のきっかけ</a>』という本が出ます。『ゼロから億万長者になった』というサブタイトルで、生まれたときに親が資産家であったケースは除外して、裸一貫で大金をつかんできた方々の成功談を取材してそれを集めたものです。乞うご期待！</p>
<div class="amazlet-box" style="margin-bottom:0px;">
<div class="amazlet-image" style="float:left;"><a name="amazletlink"></a></div>
<div class="amazlet-info" style="float:left;margin-left:15px;line-height:120%">
<div class="amazlet-name" style="margin-bottom:10px;line-height:120%"><a name="amazletlink"></a></p>
<div class="amazlet-powered-date" style="font-size:7pt;margin-top:5px;font-family:verdana;line-height:120%">posted with <a title="「お金持ち」100人の秘密のきっかけ" href="http://www.amazlet.com/browse/ASIN/4413109317/90362801-22/ref=nosim/" target="_blank">amazlet</a> at 09.09.18</div>
</div>
<div class="amazlet-detail">マル秘情報取材班<br />
青春出版社<br />
売り上げランキング: 508507</div>
<div class="amazlet-link" style="margin-top: 5px"><a name="amazletlink"></a></div>
</div>
</div>
<p><strong>——それでは、最後に中野さんにとって編集者とはなんでしょうか？</strong></p>
<p>編集者はサービス業だと思っています。いかに読者にとって役に立つものをよりおいしい形で提供するという、根本を突き詰めればクリエーターではなくサービスマンですよね。これからも読者の方に有用な情報をサービスしていきたいと思います。</p>
<p><strong>——どうもありがとうございました。</strong></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
	</channel>
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